ロビン・ル・ノルマン

 レアル・ソシエダに所属するDFロビン・ル・ノルマンが、スペイン代表入りを選択したようだ。24日、スペイン紙『アス』や同『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 現在26歳のル・ノルマンは、フランス北西部ブルターニュの出身。ブレストの下部組織に入団し、2016年4月にプロデビューを果たした。同年夏にレアル・ソシエダのBチームへと完全移籍。2018年12月のトップチームデビュー以降、“ラ・レアル”の守備の中心として公式戦通算161試合に出場している。

 報道によると、ル・ノルマンは家族とともにスペインで「とても快適に」過ごしており、スペイン国籍を取得するための手続きを開始しているようだ。通常は「少なくとも10年間、合法的かつ継続的にスペイン領土に居住する」ことが必要だが、スペイン代表入りに同意することなどを条件に、民法で規定されている勅令によって国籍取得が早期に実現することになるという。

 また、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督もル・ノルマンを高く評価。3月のEURO予選に同選手は招集されない見込みだが、今年6月のUEFAネーションズリーグ・ファイナルズでデビューを果たす可能性があるようだ。