将棋の藤井聡太王将（竜王、王位、叡王、棋聖、20）に羽生善治九段（52）が挑戦する囲碁将棋チャンネル 第72期ALSOK杯王将戦七番勝負は2月25日、島根県大田市の「さんべ荘」で第5局が行われている。後手の羽生九段が「横歩取り」に誘導し、先手の藤井王将は青野流に進めた。
【映像】藤井王将VS羽生九段 注目の王将戦第5局「大田対局」
初防衛を目指す藤井王将に、タイトル100期獲得を狙う羽生九段が激突する大注目の今シリーズ。第1局から一手損角換わり、相掛かり、雁木、角換わり腰掛け銀が志向され、本局では後手の羽生九段が「横歩取り」に誘導と様々な戦型が選ばれている。
羽生九段は、今年度横歩取り後手番で7勝3敗と好成績を残しており、今期の挑戦者決定リーグでも横歩取りで2勝を飾っている。本局では後手番での勝利を目指し、得意戦型で藤井王将へ勝負を挑んだ。藤井王将は桂馬の活用を見据えて3筋の歩を突く「青野流」を採用。序盤から飛車角交換の激しい展開に進行し、1日目から盤上の緊張感が増している。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMA PPVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 大あなご重
羽生善治九段 そば三昧
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王将 6時間18分（消費1時間42分）
羽生善治九段 6時間36分（消費1時間24分）
（写真提供・日本将棋連盟）
