エヴァートンは24日、イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードとの契約延長を発表した。新契約は2027年6月30日まで。
1994年3月7日生まれのピックフォードは、サンダーランドの下部組織出身。レンタルで修行を繰り返した後、2016-17シーズンにブレイクを遂げ、2017年夏に移籍金2500万ポンド(約41億円)でエヴァートンへと完全移籍した。
エヴァートンではこれまでに、公式戦通算222試合に出場している。また、2017年11月にデビューを果たしたイングランド代表でも正GKを務めており、2度のFIFAワールドカップ出場など通算50キャップを数えている。
トッテナムなどから関心を寄せられていたが、“トフィーズ”との新契約にサイン。ピックフォードは契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。
「このような特別なクラブで新たな契約を結ぶことができ、とてもうれしく思っている。22歳で加入して以来、クラブのみんなから受けたサポートは、僕と家族にとってとても重要なものだった。僕はここで幸せだし、家族もそうだ。エヴァートンでの生活が大好きなんだ」
「エヴァートンは巨大なクラブだ。過去数シーズンは僕らが望むようなものではなかったが、今は僕らを正しい方向へ導き、順位を上げてくれると信じている(ショーン・ダイチ)監督がいる。このクラブで成功することが僕の目標であることは間違いない。ファンやスタッフ、チームメイトは、僕が加入したときからとても良くしてくれたし、彼らのために素晴らしい選手になりたい」
「エヴァートンのためにハードワークし、パフォーマンスを発揮し続けたい。リーグ戦では厳しい状況にあるが、今シーズンはチームの向上に貢献し、将来は新スタジアムでのプレーを含め、成功を目指したいと思っている。この契約によって、僕はエヴァートンで10年以上のキャリアを積むことになる。ネヴィル・サウスオールのような、エヴァートンでプレーした最高のGKと肩を並べられるよう、ここでレガシーを築いていきたい」