プレミアリーグ第25節が2月24日から26日にかけて行われた。
今節は26日にカラバオ・カップの決勝戦が開催される影響で、「ニューカッスルvsブライトン」と「マンチェスター・U vs ブレントフォード」の2試合が延期。全8試合の実施となっている。
前節アストン・ヴィラを劇的な形で下し、首位に返り咲いたアーセナルは、レスターと対戦。レスターの守備をなかなか崩せない時間が続いたが、後半開始早々にブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが得点をあげ、これが決勝点に。勝ち点を「57」に伸ばし、今節も首位をキープした。なお、日本代表DF冨安健洋は後半終了間際から途中出場している。
24節でノッティンガム・フォレストと引き分け、わずか3日で首位から陥落した2位マンチェスター・Cはボーンマスと敵地で対戦。試合は序盤からマンCのゴールショーに。15分にアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが口火を切れば、29分にノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが24戦27発目を叩き込む。前半終了間際にはイングランド代表MFフィル・フォーデンが復活のゴールをあげて3点をリード。その後も相手のオウンゴールで加点したマンCが、最終的には1-4で勝利している。
前節4位に浮上したトッテナムは、チェルシーとの“ロンドン・ダービー”。前回対戦を彷彿とさせるシーンも見受けられ、荒れ模様の試合となったが、後半の立ち上がり21秒でイングランド人MFオリヴァー・スキップがスーパーなミドルシュートを叩き込み、トッテナムが先制。82分にもコーナーキックから最後はイングランド代表FWハリー・ケインが2点目を決めて勝負あり。トッテナムが苦手のチェルシー相手に、リーグ戦では2018年11月24日以来の勝利を挙げ、4位をキープした。
また、残留争いに目を向ければ、サウサンプトンとの“シックスポインター”を制したリーズと、N・フォレストに圧勝したウェストハムが降格圏を脱出。代わってエヴァートンとボーンマスがそれぞれ18位と19位に転落した。
今節の試合結果、順位表、並びに次節の対戦カードは以下の通り。次節はFAカップ5回戦とプレミアリーグ第7節延期分を挟み、日本時間で3月4日から7日にかけて開催される。
■試合結果
フルアム 1-1 ウルヴァーハンプトン
エヴァートン 0-2 アストン・ヴィラ
リーズ 1-0 サウサンプトン
レスター 0-1 アーセナル
ウェストハム 4-0 N・フォレスト
ボーンマス 1-4 マンチェスター・C
クリスタル・パレス 0-0 リヴァプール
トッテナム 2-0 チェルシー
▼延期分
ニューカッスルvsブライトン(未定)
マンチェスター・U vs ブレントフォード(4月6日午前4時キックオフ予定)
■順位表
※順位 チーム名(勝ち点/得失点差)
1 アーセナル(57/+29)
2 マンチェスター・C(55/+39)
3 マンチェスター・U(49/+13)
4 トッテナム(45/+11)
______CL出場権獲得______
5 ニューカッスル(41/+20)
______EL出場権獲得______
6 フルアム(39/+5)
______ECL出場権獲得______
7 リヴァプール(36/+10)
8 ブライトン(35/+10)
9 ブレントフォード(35/+7)
10 チェルシー(31/-2)
11 アストン・ヴィラ(31/-8)
12 クリスタル・パレス(27/-10)
13 N・フォレスト(25/-24)
14 レスター(24/-6)
15 ウルヴァーハンプトン(24/-15)
16 ウェストハム(23/-6)
17 リーズ(22/-10)
______降格圏______
18 エヴァートン(21/-15)
19 ボーンマス(21/-26)
20 サウサンプトン(18/-22)
■次節の対戦カード
※時間は日本時間
(プレミアリーグ第7節延期分)
▼2日
4:45 アーセナルvsエヴァートン
5:00 リヴァプールvsウルヴァーハンプトン
(プレミアリーグ第26節)
▼4日
21:30 マンチェスター・C vs ニューカッスル
▼5日
0:00 アーセナルvsボーンマス
0:00 アストン・ヴィラvsクリスタル・パレス
0:00 ブライトンvsウェストハム
0:00 チェルシーvsリーズ
0:00 ウルヴァーハンプトンvsトッテナム
2:30 サウサンプトンvsレスター
23:00 N・フォレストvsエヴァートン
▼6日
1:30 リヴァプールvsマンチェスター・U
▼7日
ブレントフォードvsフルアム