アンジェ・ポステコグルー

 セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、リーグカップを制した喜びを語った。26日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 スコティッシュ・リーグカップ決勝が26日に行われ、セルティックはレンジャーズと対戦。44分に古橋亨梧が先制点を決めると、56分には旗手怜央のクロスから再び古橋が追加点をマーク。その後1点を返されたものの、逃げ切ることに成功し、2-1で勝利。“オールドファーム”を制したセルティックがリーグカップ連覇を達成した。

 試合後、ポステコグルー監督は「これはカップ戦の決勝で一方が支配するようなことは滅多にないが、このような雰囲気の大きな試合で素晴らしいサッカーをすることができ、完璧な2点を決めることができた」と勝利に手応えを示した。

 続けて、「試合に集中し続けたレンジャーズを称賛しなければならない。我々は多くの守備をしなければならなかった」と対戦相手にも賛辞を送った一方で、「困難な状況を乗り越え、力強く終えることが必要だった。もしかしたら、試合を終わらせる必要もあったかもしれないが、試合のあらゆることをこなすことでそれを成し遂げた」と振り返った。

 リーグ戦では首位を独走し、スコティッシュ・カップでも準々決勝に進出していることから、“国内3冠”の可能性を残しているセルティック。ポステコグルー監督は「特別なシーズンになることを願いながら、毎シーズンをスタートする」と語りながら、目の前の試合に集中していくことも強調した。

「今夜を祝うことは重要だ。なぜなら、スタッフ、選手たち、クラブの全員が、このために一生懸命働いたからだ。サポーターも一緒にこの瞬間を祝うことに値する。しかし、正しい方法でそれを祝ったら、我々は次の週に行われるセント・ミレン戦に集中しなければならない」