マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は、カラバオ・カップを優勝した後の会見で、トロフィーを置き忘れたまま立ち去ろうとするという一幕があったようだ。26日、イギリス紙『インデペンデント』のミゲル・ディレイニー記者が自身の『Twitter』で伝えている。
26日にニューカッスルとのカラバオ・カップ決勝を迎えたマンチェスター・U。6シーズンぶりとなるタイトル獲得を狙ったユナイテッドは、33分にカゼミーロの得点でヘディング弾で先制すると、続く39分にはマーカス・ラッシュフォードがオウンゴールを誘発して追加点。この2点のリードを守りきり、欲しかったタイトルの獲得を果たした。
就任1年目でマンチェスター・Uにタイトルをもたらしたテン・ハフは試合後、記者会見に出席。トロフィーを目の前に置いて記者からの質問に応えると、会見の終了に合わせ、そのまま手ぶらで立ち去ろうとした。そして、トロフィーを置き忘れていることを周囲から指摘されると、ようやく“忘れ物”に気付いたテン・ハフは、誤魔化すように「置いていってもいいんだ。我々はまた他のタイトルも獲れるから」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘った。
名門を復権に導き、早くも最初のタイトルを獲得したテン・ハフ。この日のジョークが現実となり、次なるタイトルを獲得することができるのだろうか。