セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、同クラブの日本代表FW古橋亨梧を絶賛した。27日付で、クラブ公式サイトが伝えている。
26日に行われたスコティッシュ・リーグカップ決勝のレンジャーズ戦に先発出場した古橋は、44分に先制点を挙げると、56分にもゴールネットを揺らす。試合は2-1で終了し、同選手はセルティックのリーグカップ連覇の立役者になった。
まず、ポステコグルー監督は「チームのために全力を尽くすことができる選手は貴重な存在だよ。もちろん、ゴールもとても大切だけどね。キョウゴは、ハードワークをするという一番大事なことができる」と強調。続けて「それに彼は、どんな報酬でも苦労して手に入れたいと思う人間なんだ。ただその場で、チャンスを待つだけではない。他のストライカーがやらないようなことでも、彼は一生懸命に取り組んでいる」と同選手の献身的な姿勢を高く評価した。
またポステコグルー監督は、大舞台での勝負強さにも言及。古橋が2季連続で、リーグカップ決勝戦で2得点を決めていることについて、同指揮官は「このクラブが、選手を評価する物差しは大舞台でのパフォーマンスだ。そしてキョウゴはまた証明した」としつつ、「彼の体格と対戦相手では何もかも違うのに、全く物怖じしていない。相手にプレッシャーをかけ、駆け引きを仕掛け、チャンスがあれば前線を狙う。彼は今日も素晴らしかったし、これまでもずっと素晴らしい存在だった」と賛辞を送っている。