ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、28日に行われるセリエA第24節トリノ戦に向けて意気込みを語った。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
セリエA第23節終了時点で8位につけるユヴェントスは、第24節で9位のトリノと対戦。直近の公式戦6試合無敗と好調を維持する中で、勝ち点「1」差で背中に迫る“宿敵”を『アリアンツ・スタジアム』に迎え入れる。
トリノ市内の階級格差を象徴とするダービーで、“上流層”らしく17戦無敗と強大な力を示し続けているユヴェントス。アッレグリ監督は「ダービーは常に重要な試合だ。彼らにとってもそうだろが、何よりも我々にとっては、このまま上昇を続けなければならないからね。道のりは長いし、トリノはアグレッシブで準備万端で挑んでくるだろう」と心境を語った。
また、アッレグリ監督は「（イヴァン・）ユリッチのチームは多くの攻撃を仕掛け、インテンシティを要求してくる。この試合の重要度を理解した上で、準備をしなければならない。ダーティな戦いになる中で、我々のエピソードに引きずり込む必要がある。トップ4に食い込むために、この試合での勝点が必須だ」とチャンピオンズリーグ出場圏内への浮上に向けても、負けられない一戦であることを口にした。
そんなユヴェントスに追い風が吹いているようだ。昨夏に加入して以降、負傷離脱が続いていたMFポール・ポグバの復帰が迫っている。アッレグリ監督は「明日は招集するし、必要であれば投入するつもり。もちろん、彼の出場時間は多くないけど、ちょっとした役割を任せることはできる。我々に手を貸してくれるだろう」と告白。続けて「他の選手と同様にポグバとも話をしているし、彼もまた、これからコンディションを復調させるために重要な時期を迎えることを理解している。いつポグバがスタメンになるかって？ 最後の試合から315日経っているんだ、それはまだまだ先の話」と明かしている。
