バルセロナのウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが、2日に行われるコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝ファーストレグのレアル・マドリード戦に向けて意気込みを語った。2月28日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
シャビ政権2年目となる今季、ラ・リーガ第23節終了時点で勝ち点59を獲得し、レアル・マドリードを抑えて首位に立つバルセロナ。しかし、チャンピオンズリーグではグループリーグ敗退と結果が振るわず、ヨーロッパリーグでもプレーオフステージでマンチェスター・Uに敗れて、欧州大会からの早期敗退の憂き目に遭っている。
今季の“エル・クラシコ”は、ここまで1勝1敗と互角の戦い。3度目の伝統の一戦を前に、アラウホは「いつも特別なものであり、誰もがプレーしたいと思う試合。素晴らしいライバルであるマドリーを討つための準備は万端。自分たちのレベル、競争力、素晴らしいプレー、そして自分自身とチームへの信頼はすでに示してきている」と闘志を燃やしている。
直近のラ・リーガでは、ヨーロッパリーグ敗退のショックを払拭できず、アルメリアに敗戦を喫したバルセロナ。公式戦連敗となったが、アラウホは「チームの雰囲気は良いし、とても団結できている。本当の家族みたいにね」と告白。続けて「2敗してしまったのは事実だけど、チームは良く、強く、自分たちの持つポテンシャルを知っている。自分たちを奮い立たせ、早く気持ちを切り替えていかなければならない。まだ先は長いし、自分たちがラ・リーガのリーダーであることも分かっているよ」と前だけを見据えているようだ。