ラダメル・ファルカオ

 ラージョ・バジェカーノに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオに、マレーシア行きの可能性があるようだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在37歳のファルカオは、かつてポルトやアトレティコ・マドリード、チェルシーやマンチェスター・Uなど数々のビッグクラブで活躍した経験を持ち、2021年の夏にはラージョ・バジェカーノに加入。昨シーズンのリーグ戦では22試合に出場して6ゴールを記録した。しかし、今季のリーグ戦では19試合2ゴールを記録しているものの、先発出場はわずか3試合にとどまっており、満足な出場機会は得られていない。

 加えて、ファルカオとラージョ・バジェカーノの現行契約は今季限りで満了となるため、去就には注目が集まっている。そんななか、報道によると、同選手にはマレーシアの国内リーグで10度の優勝を誇るジョホール・ダルル・タクジム(JDT)から2年契約のオファーが届いているようだ。

 また、契約終了後にはクラブとその街のアンバサダーとしてのポジションも用意されており、同クラブはファルカオの獲得に向けて本腰を入れている模様。なお、同メディアでは、ファルカオ自身もこのオファーを前向きに捉えていると報じられており、移籍の可能性が示唆されている。

 果たして、世界屈指のベテランストライカーはマレーシアへと活躍の場を移すことになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。