マテオ・コヴァチッチ

 チェルシーに所属するクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチの去就に注目が集まっているようだ。2月28日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 現在28歳のコヴァチッチは2018年夏にレアル・マドリードから期限付き移籍でチェルシーに加入し、翌夏に完全移籍となった。同クラブでは公式戦通算207試合出場するなど、中心選手として活躍している。それでも、現行契約が2024年6月30日までで来夏にはフリーでの移籍が可能となることから、去就には注目が集まっている。

 そんなコヴァチッチにはマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督が関心を示しているという。マンチェスター・Cではドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァの去就が不透明となっているほか、獲得を狙っているドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムは大金での争奪戦となっていることから、より安価での獲得が可能なコヴァチッチ獲得の可能性を探っているようだ。

 なお、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』では、チェルシーがコヴァチッチを今後も戦力の一人に数えていることから、新契約締結に向けた準備を進めていると報じている。

 昨夏にドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(現レアル・マドリード)とデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(現バルセロナ)という主力選手をフリーで手放した経緯があるチェルシーとしては、再びフリーで選手を失うことを避けようとしている。そのため、契約延長で合意することができなければ、今夏に放出することも検討しているようだが、果たしてコヴァチッチは今夏移籍することになるのだろうか。

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