モロッコ代表GKボノ、FIFA最優秀GK賞を受賞したE・マルティネスを祝福「W杯で決定的な働き」

 セビージャのモロッコ代表GKボノ(ヤシヌ・ブヌ)が、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2022(通称 The Best)』にて、最優秀GK賞を受賞したエミリアーノ・マルティネスに賛辞を送った。2月28日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 先月27日、FIFAが主催する『The Best』の各賞が表彰された。同賞は、2021年8月8日から2022年12月18日までの期間において、クラブと代表チームで活躍した選手および監督を表彰するもので、最優秀GK賞は、ティボー・クルトワとボノに競り勝ったエミリアーノ・マルティネスが受賞している。

 2021-22シーズンのラ・リーガで、セビージャに所属する選手として初めてサモラ賞(※)を受賞し、昨年11月に行われたFIFAワールドカップカタール2022では、モロッコ代表の守護神として同国代表、そしてアフリカ勢初となるベスト4進出の立役者になったボノ。所属クラブと代表チームの両方で実績を残したものの、惜しくも最優秀GK賞を逃した同選手は「ノミネートされた選手全員が受賞に値する。エミリアーノはワールドカップで決定的な働きをした。この賞を受賞するのにふさわしいと思うし、僕たちは彼を祝福しなければならない」と賛辞を送った。

※1試合あたりの平均失点数が最も少なかったGKに与えられる賞