若手選手と続々契約延長を進めるアーセナル…サカが延長濃厚となった次はDFサリバと交渉か

 アーセナルは、フランス代表DFウィリアム・サリバとの契約延長交渉が進行中のようだ。28日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで報じている。

 ロマーノ氏によると、今季トップチームに本格合流し、ブラジル代表DFガブリエウと強固なセンターバックのユニットを形成しているサリバはアーセナル残留を希望。クラブ側もそれを理解しているうえ、契約延長で口頭合意に至ったと報道されているイングランド代表FWブカヨ・サカに次ぐ優先事項として、延長交渉を行っていると伝えている。

 すでに交渉自体は開始しており、最終段階など合意がかなり近いという訳ではないものの、延長後の契約に関する詳細事項、給与、年数などについて具体的に協議を行っているとも併せて報じている。

 現在21歳のサリバは、2018年にサンテティエンヌのトップチームに昇格。2019年夏にはアーセナルへと移籍し、そのシーズンはローンの形でサンテティエンヌに残留した。2020-21シーズンから本格合流すると思われたが、出場機会は訪れず、後半戦はニースでプレーした。昨季はマルセイユでのローン修行となり、リーグ・アン最優秀若手選手賞を獲得。今シーズンから満を持してアーセナルのトップチームに合流すると、いきなりの大活躍を見せ、リーグ首位に立つチームを牽引。リーグ戦全24試合で先発出場を果たすなど、すっかり守備の要として欠かせぬ存在に成長した。

 また、フランス代表では2022年3月25日のコートジボワール代表戦でデビュー。そこからUEFAネーションズリーグ2022-23でも出場機会を掴み、FIFAワールドカップカタール2022のメンバー入りも果たした。本大会では1試合の出場に留まるも、チームの準優勝という貴重な経験を積んでいる。

 アーセナルに必要不可欠なプレイヤーへと成長したサリバ。このまま契約延長に至ることをクラブ、選手本人、そしてサポーターたちも望んでいるだろう。

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