フセム・アワール

 リヨンに所属するフランス代表MFフセム・アワールが、今夏フランクフルトに加入することに近づいているようだ。3月1日、イギリス紙『エクスプレス』が伝えている。

 現在24歳のアワールはリヨンの下部組織出身で、2017年2月にトップチームデビューを果たすと、すぐに頭角を表し主力に定着。今シーズンは負傷の影響でここまで公式戦10試合出場で1ゴール1アシストにとどまっているものの、同クラブでは公式戦通算225試合の出場で41ゴール36アシストを記録している。しかし、現行契約が2023年6月30日までとなっていることから同選手の去就には注目が集まっている。

 これまでアーセナルやユヴェントス、バルセロナ、アストン・ヴィラ、ベティスなどのクラブから関心が寄せられてきたアワールだが、リヨンとの合意に達することができず。それでも、契約満了が近づいていることから、今シーズン終了後に移籍する可能性が高まっているようだ。

 ドイツメディア『Sport1』によると、アワールはマンチェスター・Uなど他クラブからのオファーを断り、今夏にフリーでフランクフルトに加入する予定になっているという。なお、署名などはまだしてはいないものの、交渉は最終段階を迎えている模様で、契約料は500万ユーロ(約7億2700万円)、年俸は300万ユーロ(約4億3600万円)程度になると伝えられている。