アダマ・トラオレ

 アトレティコ・マドリードがウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のスペイン代表FWアダマ・トラオレに関心を寄せているようだ。3月1日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在27歳のA・トラオレはバルセロナの下部組織からアストン・ヴィラ、ミドルスブラを経て、2018年8月にウルブスに加入した。屈強なフィジカルを生かした豪快なドリブル突破を武器に、同クラブでは中心選手として活躍。昨年1月に古巣バルセロナにレンタルで加入したものの、同年夏にウルブスに復帰し、今シーズンはここまで公式戦27試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。

 同郷のフレン・ロペテギ監督の元で主力として活躍している同選手だが、クラブとの現行契約は今年の6月末で満了を迎える。ウルブス側は契約延長を検討しているものの、A・トラオレ自身は新たな挑戦を希望しており、残留に前向きではないようだ。今シーズン終了後の他クラブ移籍の可能性が浮上しており、複数のクラブが同選手に関心を寄せていると伝えられている。

 報道によると、前線の補強を目指しているアトレティコ・マドリードがA・トラオレに関心を寄せており、来る夏の移籍市場に向けてその動向を注視しているという。同クラブはA・トラオレのプレースタイル、前線のどこでもプレー可能なユーテリティー性のほか、ラ・リーガでのプレー経験がある点を評価しており、同選手の獲得を検討しているようだ。選手本人もラ・リーガ復帰を希望しているとの噂も挙がっているという。

 果たして圧倒的な突破力を誇る”快足”FWは、今年の夏にラ・リーガ復帰を果たすのだろうか。今後の動向にも注目が集まる。

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