「ONE PIECE(ワンピース)」ウタ場面カット
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 「ONE PIECE(ワンピース)」は、ゴムゴムの実を食べたゴム人間モンキー・D・ルフィが、海賊となり仲間を集め"ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)"を目指す冒険を描いた物語。コミックスは104巻までが刊行され、累計発行部数は5億部を突破している世界的な人気作品です。尾田栄一郎氏による連載開始より25周年を迎えるとともに、原作は最終章に入り、これまでにないほどの盛り上がりを見せています。2022年には15作目の映画「ONE PIECE FILM RED」が公開され、大ヒットとなりました。

【動画】アニメ 「ONE PIECE」

 この記事では、これまでに公開された「ワンピース」の映画作品を紹介。「ONE PIECE FILM RED」の入場者特典情報や映画「ワンピースシリーズ」を見るおすすめの順番などについてもまとめています。

目次

  • ONE PIECE FILM RED(2022年公開)
  • ONE PIECE STAMPEDE(2019年公開)
  • ONE PIECE FILM GOLD(2016年公開)
  • ONE PIECE FILM Z(2012年公開)
  • ONE PIECE 麦わらチェイス(2011年公開)
  • ONE PIECE FILM STRONG WORLD(2009年公開)
  • ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年公開)
  • ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年公開)
  • ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年公開)
  • ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年公開)
  • ワンピース 呪われた聖剣(2004年)
  • ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年公開)
  • ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年公開)
  • ワンピース ねじまき島の冒険(2001年公開)
  • ワンピース(2000年公開)
  • 「ワンピース」の映画を見る順番は時系列順がおすすめ
  • 「ワンピース」の歴代映画は配信で見られる?
  • 映画「ワンピース」のまとめ

ONE PIECE FILM RED(2022年公開)

「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」キービジュアル
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 「ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)」は、2022年に公開された映画「ワンピース」シリーズの最新作です。1話目から登場しているにもかかわらず、いまだに謎の多いキャラクターであるシャンクスにスポットが当てられたことで、制作決定発表と同時に話題となりました。シャンクスの娘として登場する歌姫ウタの歌唱パートは、「うっせぇわ」で大ブレイクしたAdo(アド)さんが担当しています。

■あらすじ
素性を隠したまま発信される歌姫ウタの歌声は「別次元」と評され、世界中を熱狂させていた。そんなウタが初めて公の前に姿を現すライブが、ある島で行われようとしていた。彼女の歌声を楽しみに会場に訪れた世界中のファンのなかには、ルフィ率いる麦わらの一味や、海賊だけでなく海軍の姿もあった。だが、ライブが始まろうとしたその時、ウタが赤髪のシャンクスの娘であることが明らかになる。

■スタッフ
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎、監督:谷口悟朗、脚本:黒岩勉、音楽:中田ヤスタカ、キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将、美術監督・美術設定:加藤浩、色彩設計:横山さよ子、CGディレクター:川崎建太郎、撮影監督:江間常高、製作担当:吉田智哉

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、ジンベエ:宝亀克寿、ウタ:名塚佳織(歌唱キャスト:Ado)、ゴードン:津田健次郎、シャンクス:池田秀一、エボシ:山田裕貴、カギノテ:せいや(霜降り明星)、ハナガサ:粗品(霜降り明星)、ロミィ:新津ちせ、ヨルエカ:梶裕貴"

2022年8月に公開された「ONE PIECE FILM RED」はいつまで上映していた?

 「ONE PIECE FILM RED」は2023年1月29日に終映。公開開始した2022年8月6日から半年近くのロングラン上映となりました。公開日数は177日間で、日本国内の興行収入は197億円、動員人数1427万人を突破。国内の映画興行収入ランキングでは、歴代8位を記録しています。

「ONE PIECE FILM RED」の入場者特典一覧

 「ONE PIECE FILM RED」は、第1弾から第8弾までの入場者特典がありました。その後「UTA TV LIVEツアー」を楽しくするグッズとして、ウタのツアーグッズが期間限定で劇場入場者に配布されています。また、上映終了前のフィナーレ企画でも、限定特典が配布されました。

 「ONE PIECE FILM RED」の入場者特典は以下のとおりです。

・第1弾:『ONE PIECE』コミックス-巻四十億〝RED 〟-
・第2弾:ONE PIECE カードゲーム チュートリアルデッキ
・第3弾:「ONE PIECE」コミックス-巻4/4〝UTA〟
・第4弾:「ONE PIECE」コミックス -巻四十億〝RED〟-アンコール
・第5弾:FILM RED メモリアルカード
・第6弾:FILM REDビジュアルカードセット
・第7弾:ワンピの実『FILM RED』“シャンクス”
・第8弾:スペシャルシャンクス104巻掛け替えカバー
・UTA TV LIVE TOUR 入場者プレゼント第1弾:ゆめかわ ウタラバーバンド
・UTA TV LIVE TOUR 入場者プレゼント第2弾:ぷくぷく ウタバルーン
・フィナーレ企画 THANK YOUグッズ第1弾:ワンピースカードゲームフィナーレセット
・フィナーレ企画 THANK YOUグッズ第2弾:クライマックスクリアファイル

ワンピース イーストブルー編
ワンピース イーストブルー編

ONE PIECE STAMPEDE(2019年公開)

 「ONE PIECE STAMPEDE(ワンピース スタンピード)」は、2019年8月9日に公開されました。最悪の世代の海賊たちや王下七武海、海軍大将たちが、海賊のための世界一の祭典・海賊万博に集結。海賊王の遺した宝を巡って、熱い戦いを繰り広げます。TVアニメ放送20周年記念として制作されただけあって、まさにお祭り騒ぎのような作品です。

■あらすじ
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典、海賊万博が開かれることになり、主催者のフェスタからの招待状を手にルフィたち麦わらの一味も会場へ。世界中から集まった海賊たちの目的はただ1つ、海賊王(ロジャー)の遺した宝探しで、宝を手に入れ、名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦がスタート。だが、その裏では恐ろしい陰謀も渦巻いていた。

■スタッフ
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎、監督:大塚隆史、脚本:冨岡淳広、音楽:田中公平、キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤雅将、美術監督:岡本穂高、美術設定:須江信人、色彩設計:永井留美子、CGディレクター:新井啓介、撮影監督:和田尚之、製作担当:稲垣哲雄

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、ブエナ・フェスタ:ユースケ・サンタマリア、歌姫アン:指原莉乃、ドナルド・モデラート:山里亮太(南海キャンディーズ)

ワンピース グランドライン突入編
ワンピース グランドライン突入編

ONE PIECE FILM GOLD(2016年公開)

 2016年7月23日に公開された作品です。世界最大のエンターテインメントシティ“グラン・テゾーロ”へ麦わらの一味が乗り込み、金と力で街を支配するギルド・テゾーロに立ち向かいます。女優の満島ひかりさんが、ナミと因縁を持つミステリアスな女性キャラクター・カリーナ役で初声優に挑戦。カリーナとして挿入歌も歌っています。

■あらすじ
“海賊王”を目指して新世界を旅するルフィたち麦わらの一味が訪れたのは、政府公認の独立国家、グラン・テゾーロ。世界中の名立たる海賊、海兵、大富豪たちが集うその世界最大のエンターテインメントシティは、世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”だった。そこでルフィたちの前に現れたのは、その国の支配者である黄金帝ギルド・テゾーロ。海賊、海軍、そして世界政府ですら容易く金の力で動かすテゾーロの底知れぬ野望が動き出し、今、新世界の勢力図が塗り替えられようとしていた―。

■スタッフ
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎、監督:宮元宏彰、脚本:黒岩勉、総作画監督・キャラクターデザイン:佐藤雅将、撮影監督:和田尚之、音楽:林ゆうき、美術監督:小倉一男、CG監督:能沢諭、製作担当:稲垣哲雄、劇中曲:小島麻由美、美術設定:須江信人、色彩設計:永井留美子

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、カリーナ:満島ひかり、タナカさん:濱田岳、バカラ:菜々緒、レイズ・マックス:北大路欣也、ギルド・テゾーロ:山路和弘、ダイス:ケンドーコバヤシ

ワンピース チョッパー登場・冬島編
ワンピース チョッパー登場・冬島編

ONE PIECE FILM Z(2012年公開)

 2012年12月15日に公開されました。「すべての海兵を育てた男」と呼ばれ、かつては“黒腕のゼファー”として名を馳せていた元海軍大将ゼットが、ルフィたちの前に強力な敵として立ちはだかります。主題歌は劇場版初の海外歌手としてアヴリル・ラヴィーンの「How You Remind Me」と「Bad Reputation」が起用されました。

■あらすじ
“新世界”を快調に突き進む麦わらの一味の前に、大型武器を装着した老兵が現れた。傷だらけのその男の名は、ゼット。海賊を根絶やしにするため、危険な思想を実行に移さんとする、NEO海軍の総帥だ。ルフィたちはゼットから突然の猛攻を受け、サニー号半壊の危機を迎える。さらに、ゼットとルフィ両方を追う海軍本部にも追われ、一味は絶対絶命の危機に! …それでもなお、互いの「信念」と「誇り」をかけ、老兵と海賊は直接拳をぶつけ合う!!! 漢と漢の真の決闘、その結末は…。

■スタッフ
原作・総合プロデューサー:尾田栄一郎、監督:長峯達也、脚本:鈴木おさむ、作画監督:佐藤雅将、音楽:田中公平、音楽:浜口史郎

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、アイン:篠原涼子、ビンズ:香川照之、ゼット:大塚芳忠

ワンピース アラバスタ編
ワンピース アラバスタ編

ONE PIECE 麦わらチェイス(2011年公開)

 2011年3月19日に公開された作品です。映画「ワンピース」シリーズ初となる、全編フルCGおよびデジタル3D映画として制作されました。「ジャンプ HEROES film」と題し、「トリコ3D 開幕!グルメアドベンチャー!!」と同時上映されています。

■あらすじ
〝偉大なる航路(グランドライン)〟を行く気ままな麦わらの一味に大事件発生!! 昨夜まであったはずの麦わら帽子が、忽然と消えてしまったのだ。大海賊・“赤髪のシャンクス”と約束を交わし預かった、命よりも大切な宝物。「海賊王におれはなる」と決意した日から、どんなピンチに陥っても手放すことのなかった麦わら帽子が、ない、ない、ないッ! 血まなこになって探すルフィたちは、ついに麦わら帽子をくわえた大鷲を発見…。仲間たちと力を合わせ、一味の宝を取り返せ!!

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、企画:清水慎治、脚本:堤泰之、監督:池田正憲(CG監督)、演出:佐藤宏幸、キャラクターデザイン:真庭秀明、作画監督:真庭秀明、美術監督:倉橋隆、保坂有美、CGプロデューサー:氷見武士

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、シュナイダー/バズ/大ワシ:山口智充

ワンピース 空島・スカイピア編
ワンピース 空島・スカイピア編

ONE PIECE FILM STRONG WORLD(2009年公開)

 2009年12月12日公開の作品です。アニメ放送10周年記念作品として、劇場版シリーズで初めて原作者・尾田栄一郎氏によってストーリーが作られました。製作総指揮、映画に登場するクリーチャー・コスチュームのデザインなども尾田氏が担当。かつて海賊王ゴールド・ロジャーと渡り合ったほどの実力をもつ“金獅子のシキ”が、ルフィたちの敵となります。

■あらすじ
旅を続ける麦わらの一味に、突然のニュースが飛び込んできた! 東の海、壊滅…? 故郷の危機に、引き返そうとするルフィたちの前に、上空から謎の海賊船が現れた。空飛ぶその船に乗っていたのは、悪魔の実の能力者〝金獅子のシキ〟! かつて海賊王ゴールド・ロジャーと対決し、大監獄インペルダウンから脱獄した伝説の海賊だった。そしてシキは航海士・ナミを強奪して飛び去っていく――。ルフィたちの運命を賭けた冒険が、今始まる―!!!

■スタッフ
製作総指揮:尾田栄一郎、監督:境宗久、脚本:上坂浩彦、作画監督・キャラクターデザイン:佐藤雅将、製作:田中公平、美術:脇威志

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ブルック:チョー、シキ:竹中直人、キタジマ:北島康介、エバー:皆藤愛子

ワンピース 空島・黄金の鐘編
ワンピース 空島・黄金の鐘編

ワンピース THE MOVIE エピソード オブ チョッパー プラス 冬に咲く、奇跡の桜(2008年公開)

 2008年3月1日に公開された作品です。原作エピソードのなかでも、とくに感動的なストーリーで知られる「冬島・ドラム王国編」を劇場版としてリメイク。原作でのストーリーではまだ仲間になっていなかったロビンやフランキーも登場するなど、オリジナルな要素を加えて映画化されています。第32回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞しました。

■あらすじ
高熱で倒れたナミの手当てのため、麦わらの一味がたどり着いたのは、冬島の〝ドラム王国〟。しかし、唯一の医者は雪に閉ざされた山の上…。命懸けの登山でボロボロになった一行を介抱したのは、心優しきトナカイ・チョッパーだった。はじめてチョッパーを「仲間」と言ったルフィに心を許しかけたのもつかの間、国外逃亡していた前王ワポルが総攻撃をしかけてきた! 砲弾が狙うは、山頂の城に掲げられた「桜舞う海賊旗」。海賊旗に込められた、一人の男の熱き想いとはー?

■スタッフ
原作・企画協力:尾田栄一郎、監督:志水淳児、脚本:上坂浩彦、作画監督・キャラクターデザイン:舘直樹、音楽:田中公平、美術監督:平間由香、企画:柴田宏明、色彩設計:塚田劭

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、フランキー:矢尾一樹、ドクター・ヒルルク:牛山茂、ワポル:島田敏、Dr.くれは:野沢雅子、ムッシュール:みのもんた

ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち(2007年公開)

 2007年3月3日に公開。ルフィたちと旅路をともにした、王女ビビの国戦いを描いた「アラバスタ編」が劇場版としてリメイクされました。映画シリーズでは初めて、原作のストーリーをもとに脚本化された作品です。

■あらすじ
〝偉大なる航路(グランドライン)〟を突き進む、ゴーイング・メリー号。そこには、アラバスタ王国の美しき王女・ビビもいた。砂漠の大国・アラバスタは、数年前から続く水不足により、内乱の危機に直面していた。国外調査の結果、諸悪の根源が国の英雄と崇められる「クロコダイル」だと知ったビビは、真相を告発すべくアラバスタへと急いでいたのだ。全面戦争勃発まで、残り時間はあとわずか。ビビは、愛する父を、幼なじみを、国民を、「無益な争い」から救い出すことができるのか!?

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:今村隆寛、脚本:上坂浩彦、音楽:田中公平、美術:吉池隆司

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ミス・オールサンデー(ニコ・ロビン):山口由里子、ネフェルタリ・ビビ:渡辺美佐、サー・クロコダイル:大友龍三郎、コーザ/ハグワール・D・サウロ:草尾毅

ワンピース 海軍要塞編
ワンピース 海軍要塞編

ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵(2006年公開)

 2006年3月4日に公開されました。主人公のライバル、ラチェット役で当時SMAPだった稲垣吾郎さんがアニメ声優に初挑戦しています。また、体調不良により休養していた大谷育江さんに代わってトニートニー・チョッパー役を伊倉一恵さんが務めました。

■あらすじ
大嵐の〝偉大なる航路(グランドライン)〟。沈没寸前の海賊船から運び出した宝箱の中から、黄金総入れ歯のお婆さん(ローバ)が現れた!!  ルフィたちは、伝説の宝・金の冠と引き換えにローバを島に送り届けると約束する。しかし、島に着くと、ローバは島の領主でローバの息子・ラチェットに強引に連れ帰られてしまう…。金の冠の手掛かりを失ったルフィたちは、「島唄」を頼りにお宝探しを開始! ところが、その行く手には、「カラクリ」を使った壮大な罠が仕掛けられていた…。

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:宇田鋼之介、企画:梅澤淳稔、脚本:伊藤正宏、音楽:田中公平、岩崎文紀、キャラクターデザイン・作画監督:井上栄作、からくりデザイン:大河広行、美術監督:吉池隆司、色彩設計:塚田劭、製作担当:藤岡和実

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:伊倉一恵、ニコ・ロビン:山口由里子、ドクター・ラチェット:稲垣吾郎(SMAP)、マジ将軍:加藤浩次(極楽とんぼ)、ホンキ大佐:山本圭壱(極楽とんぼ)、ローバ:京田尚子、権造:青野武

ワンピース フォクシー海賊団編
ワンピース フォクシー海賊団編

ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年公開)

 2005年3月5日に公開された作品です。「サマーウォーズ」「時をかける少女」などの代表作で知られる細田守さんが監督を務めました。肩から花を咲かせたオマツリ男爵の住む「オマツリ島」を舞台に、麦わらの一味が過酷な試練に挑戦します。

■あらすじ
〝偉大なる航路(グランドライン)〟航海中、リゾート地として名高い「オマツリ島」の地図を発見したルフィたちは、いざ寄り道を決行! そんな一行を出迎えたのは、きらびやかなテーマパークに、にぎやかな行進曲とコーラス隊。その中央を割って登場したのは、肩から花を咲かせたオマツリ男爵だった。男爵はルフィに言った。「秘密の宝物をやろう。ただし、地獄の試練を乗り越えられたらな!」…ルフィはすっかり男爵の挑発にのせられてしまうのだが…。試練の真相は? その先にある宝とは?

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:細田守、脚本:伊藤正宏、音楽:田中公平、キャラクターデザイン・作画監督:すしお、久保田誓、山下高明

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、オマツリ男爵:大塚明夫、リリー・カーネーション:渡辺美佐、ムチゴロウ:草尾毅、ケロジイ:青野武、ケロショット:佐藤正治、ケロデーク:八奈見乗児、ケロコ:山本圭子、DJガッパ:池松壮亮、コテツ:綾小路翔(特別出演)

ワンピース ウォーターセブン編
ワンピース ウォーターセブン編

ワンピース 呪われた聖剣(2004年)

 2004年3月6日に公開された、麦わらの一味の剣士ロロノア・ゾロをメインとした作品です。短編映画「ワンピース めざせ!海賊野球王」と同時上映されました。

■あらすじ
伝説の宝刀・七星剣と宝を探すため、アスカ島に到着したルフィたちだが、船番役のゾロが消えた! ゾロを探していたサンジは、島の奥地で美しい少女・マヤに出会い、さらに…彼女の村を襲撃する海軍兵士の中にゾロを発見する。驚くサンジをよそに、マヤが持っていた家宝を奪い去っていくゾロ。一方、ルフィたちは、道場師範・サガ、弟子のトウマと対峙していた。ゾロが奪っていった宝玉の力とは? そしてサガとゾロの関係は? 百年に一度訪れるという赤い満月の夜、すべてが分かる!!!

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:竹之内和久、企画:清水慎治、脚本:菅良幸、音楽:田中公平、浜口史郎、キャタクターデザイン・作画監督:小泉昇、美術監督:吉池隆司、色彩設計:塚田劭、製作担当:杉本隆一

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ロロノア・ゾロ(幼少期):浦和めぐみ、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、トウマ:内博貴(NEWS)、サガ:中村獅童、イザヤ:久本雅美

ワンピース エニエスロビー編
ワンピース エニエスロビー編

ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年公開)

 2003年3月1日に公開されました。映画「ワンピース」シリーズ4作目にして初の長編作品となっています。麦わらの一味の仲間としてニコ・ロビンが初めて劇場版に登場しました。

■あらすじ
港町・ハンナバル。そこには、なぜか賞金首の海賊たちがうようよし、異様な熱気と殺気にあふれていた。それもそのはず、大海賊が競う世紀の大レース「デッドエンド」が開催されようとしていたのだ。冒険の臭いと賞金に誘われすぐさまレースにエントリーするルフィたち。ルールは一切存在しない。優勝候補といわれる悪魔の実の能力者・ガスパーデ将軍他、それぞれの思いを胸にいよいよレースがスタート! 出だしは順調だったが、進むとそこには驚愕の事実が待っていた!

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:宇田鋼之介、企画:清水慎治、脚本:菅良幸、音楽:田中公平、浜口史郎、キャラクターデザイン・作画監督:小泉昇、美術監督:吉池隆司、佐南友里、色彩設計:塚田劭、製作担当:隅幸二郎

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、ニコ・ロビン:山口由里子、シャンクス:池田秀一
シュライヤ:宮本充、ビエラ:永井一郎、ニードルス:小杉十郎太、ガスバーデ:石田太郎、アナグマ:酒井美紀

ワンピース CP9編
ワンピース CP9編

ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年公開)

 2002年3月2日に「2002 春 東映アニメフェア」の作品として公開された作品です。「デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急」、短編映画「ワンピース 夢のサッカー王!」と同時上映されました。麦わらの一味の船医トニートニー・チョッパーが劇場版に初登場しています。

■あらすじ
海底火山の噴火で飛ばされたチョッパーを探すため、とある島に足を踏み入れたルフィたち。そこは見たこともない〝珍獣〟たちの楽園だった。その島では、宝を狙うバトラー伯爵一味が、ツノのある動物たちを次々と襲っていた。一方チョッパーは、島の動物たちから、伝説の〝動物王〟として崇められていた。果たしてルフィたちはチョッパーを見つけ出すことができるのか! そして"動物王"チョッパーと、島の少年モバンビーは、バトラー伯爵の魔の手から動物たちを守ることができるのか!?

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:志水淳児、企画:清水慎治、脚本:橋本裕志、音楽:田中公平、キャラクターデザイン・作画監督:小泉昇、美術監督:吉池隆司、佐南友里、製作担当:隅幸二郎

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、トニートニー・チョッパー:大谷育江、モバンビー:折笠愛、カラスケ:藤田淑子、ハゲオウム:青野武、バトラー伯爵:江原正士、ヘビー総裁:関智一、ホットドッグ将軍:郷里大輔

ワンピース さよならメリー号編
ワンピース さよならメリー号編

ワンピース ねじまき島の冒険(2001年公開)

 「2001年春東映アニメフェア」の1本として、2001年3月3日に公開。「デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲」、短編ミュージカル「ジャンゴのダンスカーニバル」と同時上映されました。強力な必殺技を持つ“トランプ5兄弟”とルフィたちが、熱い戦いを繰り広げます。

■あらすじ
愛船ゴーイング・メリー号が盗まれた! 一味が困り果てていると、ねじまき島のダイヤモンドクロックを盗んで世界一の大泥棒になるのが夢だと言う兄弟、ボロードとアキースが現れ、「船を盗んだのはねじまき島のトランプ5兄弟だ」と聞かされる。そのねじまき島は、からくり仕掛けが満載の不思議島。そこでは能力者揃いのトランプ5兄弟が圧政を敷き、島民を苦しめていた…。愛船を取り戻し、ねじまき島の人々を救いだせ!

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:志水淳児、企画:清水慎治、鷲尾天、脚本:橋本裕志、音楽:田中公平、キャラクターデザイン・作画監督:井上栄作、美術監督:芳野満雄、製作担当:本間修

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、サンジ:平田広明、ボロード:堀内賢雄、アキース:矢島晶子、ベアキング:玄田哲章、ピンジョーカー:田中秀幸、ハニークイーン:林原めぐみ、スカンクワン:青野武、ブージャック:田の中勇、ダニー:稲田徹、ドニー:菅沼久義、デニー:龍谷修武

ワンピース スリラーバーグ編
ワンピース スリラーバーグ編

ワンピース(2000年公開)

 映画「ワンピース」シリーズ第一作目の作品。2000年3月4日より「2000年春東映アニメフェア」の一作として「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」と同時上映されました。TVアニメに先駆けて、麦わらの一味の愛船ゴーイング・メリー号が初登場しています。

■あらすじ
〝ワンピース(ひとつなぎの大秘宝)〟を目指し、今日も航海を続けるルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ。いつも通りのケンカ中、ナミのお宝を泥棒にきたコソドロ三人衆と海賊エルドラゴから襲撃を喰らうが、みごと反撃? エルドラゴに捕らえられていた少年・トビオを助け出す。伝説の大海賊・ウーナンに憧れているトビオの話を聞き、ルフィは「ウーナンがいいヤツだったら仲間にしよう」と、ウーナンが宝を埋めた「黄金の島」へとゴーイング・メリー号の舵をきる。

■スタッフ
原作:尾田栄一郎、監督:志水淳児、脚本:島田満、作画監督・キャラクターデザイン:久田和也、作画監督補佐:島貫正弘、キャラクターデザイン:小泉昇

■キャスト
モンキー・D・ルフィ:田中真弓、ロロノア・ゾロ:中井和哉、ナミ:岡村明美、ウソップ:山口勝平、トビオ:今井由香、岩蔵:青野武、エルドラゴ:内海賢二、ウーナン:野沢那智、少年時代のウーナン:草尾毅、少年時代の岩蔵:松野太紀、ダニー:笠井信輔、ドニー:境鶴丸、デニー:伊藤利尋、海賊:滝下毅、海賊:龍谷修武、海賊:徳山靖彦、ナレーション:大場真人

ワンピース シャボンディ諸島編
ワンピース シャボンディ諸島編

「ワンピース」の映画を見る順番は時系列順がおすすめ

 これから映画「ワンピース」シリーズをすべて見るのなら、物語の時系列順に沿って見ていくのがおすすめです。映画の時系列は、ほぼ公開順となっていますが、2007年公開の「ONE PIECE エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」だけは、2002年公開の「ONE PIECE珍獣島のチョッパー王国」)と2003年公開の「ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険」のあいだの物語となります。

 とはいえ、映画「ワンピース」シリーズは、基本的に原作やTVアニメとは違う世界のパラレルワールド設定となっています。そのため、あまり見る順番にこだわらず、単体でその作品だけ見ても十分に楽しめるでしょう。

ワンピース 女ヶ島編
ワンピース 女ヶ島編

「ワンピース」の歴代映画は配信で見られる?

 「ワンピース」の映画は1作目の映画「ONE PIECE」から2019年公開の「ONE PIECE STAMPEDE」まで、多くの作品を配信サービスで見られます。たとえば、Amazon Prime Videoは見放題サービスで、U-NEXTやmusic.jpでは有料レンタルで視聴可能です。

 また最新作の「ONE PIECE FILM RED」ですが、2023年3月8日よりAmazon Prime Videoで独占配信されています。

ワンピース インペルダウン編
ワンピース インペルダウン編

映画「ワンピース」のまとめ

 これまで公開された「ワンピース」の映画は15作品。最新作の「ONE PIECE FILM RED」は興行収入197億円という記録を叩き出し、これまでにない盛り上がりを見せています。配信サイトでは映画「ワンピース」シリーズの多くの作品が視聴可能で、2023年3月8日からは「ONE PIECE FILM RED」も配信される予定です。それまでに、過去の作品や放送中のTVシリーズも配信で見直してみてはいかがでしょうか。

(C) 尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会

ワンピース イーストブルー編
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ワンピース グランドライン突入編
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ワンピース チョッパー登場・冬島編
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映画『ONE PIECE FILM RED』興行収入190億円を突破 尾田栄一郎氏の描きおろし記念ビジュアルも到着
ワンピース
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『ワンピース』名言集!感動・日常で使える・おもしろいなどに分けて紹介
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ABEMA TIMES

「ワンピース」公式サイト

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