【プレミアリーグ】アーセナル4-0エヴァートン(日本時間3月2日/エミレーツ・スタジアム)
これは、偽サイドバックの究極系だろうか。サカが豪快な右足シュートでゴールネットを揺らした場面、直前で右サイドから絶妙な縦パスを出したのは左サイドバックのジンチェンコだった。このあまりの神出鬼没さに、視聴者からは「どこにいるのよw」とツッコミが相次いだ。
【映像】ウクライナ代表ジンチェンコ 神出鬼没すぎるポジショニング
アウェイでの敗戦から1カ月、アーセナルのイレブンはエヴァートンへのリベンジに燃えていた。ところが39分の時点でシュートをわずか1本と、ほとんどチャンスを作ることができなかった。
この状況を変えようとチャレンジしたのが左サイドバックのウクライナ代表・ジンチェンコだった。センターサークル付近でボールを受けたジンチェンコは、右サイドに向かってドリブル。相手選手3人をかわしてマークのズレを生むと、誰も寄せてこない一瞬の隙を突いてペナルティエリア内のサカへとパス。ジンチェンコから絶妙なボールを受けたイングランド代表MFは、反転から強烈な右足シュートを叩き込み、アーセナルに先制点をもたらした。
これにはABEMA解説のハーフナー・マイク氏も「いやー素晴らしい。左サイドバックのジンチェンコがどこにいるんだと。ほぼ右にいる。まさか左サイドバックがあんなところにいるとは」と、常識では考えられないポジショニングに驚いていた。
ABEMA視聴者も「ジンチェンコがえぐすぎる」「どこにいるんだよジンチェンコw」「パスえっぐw」と驚きを隠せない様子だった。
試合後にアルテタ監督は「ジンチェンコはボールを保持するたびに多くの脅威を生み出すことができる」とそのクオリティと挑戦するメンタリティを改めて賞賛していた。
(ABEMA/プレミアリーグ)(c)aflo