見た目も華やかな“女性卓”。ひときわ輝いたのはKADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳（連盟）だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」3月3日の第1試合。岡田が残りツモ1回でリーチをかけ、そのハイテイで倍満をツモ。このド派手なアガリと美しい選手の表情に、ファンは大いに沸いた。
場面は東3局1本場、ドラの二万が暗刻、さらに赤もある岡田は手広い構えが奏功してテンパイ、最後のツモ番を前に、リーチを敢行した。この時点でツモれば一発とハイテイがついて跳満確定、ファンも「ツモが応えた！」「バチコン！こい！」と1回限りのチャンスに着目する。
おしとやかな振る舞いで牌山に手を伸ばしたその先には、アガリ牌の六万が。岡田はリーチ・一発・ツモ・ハイテイ・赤・ドラ3・裏ドラ2の1万6000点（＋300点、供託1000点）を完成させて、ダントツとなった。この瞬間、解説の石橋伸洋（最高位戦）は「おお！わー！」と絶叫。視聴者からも「こりゃすげえ！」「ナイスリーチ！」「やばいww」「なんてこったw」「おかぴー倍満！！」「まじかよw」と驚きの声が多数上がった。
見事に一発ツモ、さらに裏ドラ2枚で倍満の上限10翻のアガリ。豪華な倍満を決め、ファンは沸きに沸いた。慎重に点数を申告する岡田の頬は、激熱のアガリでにわかにサクラ色。
高まる一発ツモにドラもごっそり、現役モデル雀士の倍満にファン大興奮という一幕。なおこの試合は岡田が倍満のリードを活かしてトップ。試合後は「折れたのはちょうど10本、嬉しかったです！」と笑顔を見せていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
