キリアン・エンバペ

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペが、PSGの歴代最多得点記録を更新した。

 PSGは4日に行われたリーグ・アン第26節でナントと対戦。12分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの得点で先制すると、17分にはオウンゴールでリードを広げる。31分と38分に立て続けの失点でナントに追いつかれたものの、60分にポルトガル代表DFダニーロ・ペレイラが勝ち越し点をマーク。そして後半アディショナルタイム2分、エンバペがダメ押しの追加点を挙げ、PSGは4-2で勝利した。

 現在24歳のエンバペは2017年夏からPSGに在籍しており、ナント戦での得点がクラブ通算「201」得点目となった。2013年7月から2020年10月にかけてPSGでプレーしたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(現バレンシア)の通算「200」ゴールを上回り、PSGの歴代最多得点記録保持者となった。

 エンバペは試合後、クラブ公式のインタビューで喜びを吐露。次のようにコメントした。

「誇りに思っている。みんなも知っての通り、僕は長い時間をかけて、たくさんのゴールを決めてきた。ここにきてもう6年だ。ここにきた時はまだとても若く、一人の少年だった。選手、そして一人の人間として成長してきた。多くのことを経験し、個人的なレベルで何かが報われることは素晴らしいことだ。だけど、僕は今季、チームとしてのタイトルを獲れることを願っている」

 PSGは公式戦3連勝。次戦は8日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグでバイエルンと対戦する。

【ハイライト動画】エンバペが新記録! PSG 4-2 ナント