メンヘングラートバッハ0-0フライブルク(日本時間3月4日/ボルシア・パルク)
板倉滉の”センターバックらしくない”攻撃参加に驚きの声が相次いだ。センターサークル付近でボールを持った日本代表DFは、相手の前線からのプレスが緩いと見ると、自らドリブルでボールを運び出し、ボックス内に侵入。最終的にシュートへは繋がらなかったが、「素晴らしい運び」と称賛の声が相次いだ。
【映像】板倉滉、敵陣ど真ん中をドリブル突破!
スコアレスで迎えた60分、メンヘングラートバッハは後半になってフライブルク相手に攻めあぐねていた。これに見かねたセンターバックの板倉滉が驚きの方法でチャンスを演出した。
センターサークル付近でボールを受けた日本代表DFは、相手の前線からのプレスが緩いと見ると敵陣ど真ん中をドリブルで突破。この持ち運びはペナルティエリア内にまで到達し、相手DFを釘付けにしてからMFコネへとパスを出した。
ボールを受けたコネがファーストタッチを誤ったためシュートには繋がらなかったが、ABEMAで解説を務めた槙野智章氏は「いいですね」と感心の様子。
この試合のメンヘングラートバッハは後半、わずか2本のシュートに留まるなどフライブルク相手に思い通り攻めることができていなかった。そうした難しい試合展開で機転を利かせた日本代表DFの勇気ある持ち運びは、相手守備陣の脅威となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)