【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト1-2バイエルン(日本時間3月5日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
試合終了間際、追いつきたいシュトゥットガルトは前がかりになったところでボールを奪われカウンターを受けた。ニャブリからマネへとラストパスが通り、バイエルンが3点目を奪い試合を締めるかと思いきや、伊藤洋輝が決死のスライディング。日本代表DFはそのまま足が攣り、動けなくなったところで試合終了となった。
【動画】ピッチに倒れたまま試合終了!伊藤洋輝の全力スライディング
1-2でバイエルンのリードで迎えた後半アディショナルタイム、ラストプレーに賭けて前がかりになったシュトゥットガルトが逆にボールを奪われて、守備が手薄になっている自陣に攻め込まれた。
FWニャブリがボールを持ち運び、FWマネへとラストパスが通り、セネガル代表FWがダメ押しの3点目を決めたかと思われたが、そのシュートは伊藤の全力のスライディングによってシュートは阻まれた。
その直後に主審は試合終了のホイッスルを吹いた。最後の最後で身体を張った伊藤は、スライディングでのブロックと同時に足を攣り、ピッチに倒れたまま試合終了となっている。ABEMAで解説を務めた風間八宏氏は「いいブロックでしたね」と称賛を送った。
同日に行われたプレミアリーグの一戦では、アーセナルがラストプレーで決勝ゴールを奪うなど、フットボールでは最後の最後で諦めない姿勢が大事だ。試合にこそ敗れたが、ブルーノ・ラッバディア監督の中での伊藤洋輝の評価は高まったことだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)