ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、途中出場からわずか40秒で一発退場となったイタリア代表FWモイーズ・キーンに言及した。5日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
セリエA第25節が5日に行われ、ユヴェントスはアウェイでローマと対戦。53分にジャンルカ・マンチーニに先制点を許すと、最後まで追いつくことはできず、0-1で試合終了。リーグ戦4連勝中だったユヴェントスは5試合ぶりの黒星を喫した。
この試合、結果と同時に注目が集まったのはキーンだった。0-1で追いかける88分59秒に途中出場を果たした同選手だったが、そのわずか40秒後にマンチーニとの小競り合いに腹を立て後ろから蹴り飛ばしてしまい、一発退場となってしまった。
同メディアによると、1990年12月9日にボローニャの元イタリア人FWジュゼッペ・ロレンツォ氏の10秒、2015年12月6日にアタランタの同MFジュリオ・ミリアッチョ氏の32秒に続き、キーンはセリエAで3番目の速さで退場した選手になったという。
試合後、アッレグリ監督は衝撃的な退場をしたキーンについて言及。「キーンは間違いを犯し、チームを困らせた。その後、彼は謝罪した」とすでに同選手が謝罪したことを明かしながら、「すべてが学習だ。こういった若者は集中し続ける必要がある」と反省を促した。