ニューカッスルがイングランド代表GKニック・ポープに対し新契約を準備しているようだ。5日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
現在30歳のポープは昨年夏の移籍市場にてバーンリーからニューカッスルに加入し、2026年夏までの4年契約を締結した。すぐさまエディ・ハウ監督の信頼を勝ち取り正GKに定着すると、今シーズンはここまで公式戦29試合に出場。プレミアリーグでは12回のクリーンシート(無失点試合)を達成し、喫した失点数はリーグ最少の「17」となっている。また、カラバオカップでは5試合でゴールマウスを守り、チームの決勝進出に貢献した。
ニューカッスルはポープの傑出したパフォーマンスを高く評価しており、早くも新契約の提示に向けて準備を進めているという。クラブ側は同選手の待遇面を大きく改善した上で、契約を複数年延長したいと考えているようだ。具体的には賃金の大幅な増額が検討されているという。
報道によると、現在のポープの週給は基本給が6万ポンド(約980万円)となっており、これに出場手当やクリーンシート・ボーナス、勝利給を含めると最大で10万ポンド(約1630万円)に上るようだ。クラブ側は、この金額を基本給10万ポンド(約1600万円)まで引き上げることを検討しており、現在オファーの提示に向けて準備を進めているという。
ポープとクラブ側との交渉は、オファーの具体的な内容が整い次第スタートする見込みだと伝えられている。