ヴィクター・オシムヘン

 ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンが、将来的なプレミアリーグ挑戦への憧れを語った。7日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。

 今シーズンのセリエAで開幕から絶好調を維持しているナポリ。25試合を戦い終えた段階での戦績は21勝2分2敗の勝ち点「65」となっており、2位インテルと「15」ポイント差の首位に付け、33年振り3度目のスクデット獲得に向け快走している。

 その“絶好調”ナポリにおいて一際存在感を放っているのが、在籍3シーズン目を迎えた24歳の点取り屋オシムヘンだ。シーズン序盤戦に大腿二頭筋の負傷による離脱がありながらも、開幕からここまで公式戦26試合に出場し21ゴール4アシストをマーク。セリエAでは21試合の出場で19ゴールを挙げており、得点ランキングのトップに君臨している。

 オシムヘンをめぐっては、パリ・サンジェルマン(PSG)やチェルシー、マンチェスター・Uなどからの熱烈な関心が明らかになっており、今シーズン終了後の移籍の可能性も度々噂されている。そんなオシムヘンがこの度自らの去就に関してコメント。「世界でトップ5に入るセリエAでプレーできていることは、僕にとって非常に素晴らしいことだよ」と前置きした上で、将来的なプレミアリーグ挑戦への憧れを次のように語った。

「世界中の多くの人々がプレミアリーグを世界最高のリーグと言っているが、僕がプレーしているセリエAも世界最高峰のリーグの一つだ。いつかプレミアリーグでプレーするという夢を叶えるために日々懸命に取り組んでいるよ。しかし以前にも言った通り、これはプロセスなんだ。この勢いを継続し、良い成績を残し続けたいと思っている」

 また、オシムヘンは現在プレーしているセリエAについても言及。「イタリアのフットボールはほかとは種類が異なっている。非常に激しいし、ファンのも熱狂的だ。選手がプレーしていない時、例えば通りやレストランにいる時でもファンは愛と感謝を示してくれる。健闘を祈り、サポートし続けようとするんだ。こうした面でセリエAは最高だと思うよ」とコメントしている。