ゴンサロ・ラモス

 ベンフィカ所属のポルトガル代表FWゴンサロ・ラモスが、クラブ・ブルッヘ戦を振り返った。7日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが現地時間7日に行われ、ベンフィカはホームにクラブ・ブルッヘ(ベルギー)を迎えた。敵地でのファーストレグを2-0で制していたベンフィカは、この日は怒涛のゴールラッシュを演じ5-1で快勝。2戦合計スコア7-1で2シーズン連続のベスト8進出を決めた。

 この試合にセンタフォワード(CF)として先発出場したG・ラモスは2ゴール1アシストの大活躍でチームの大勝に大きく貢献。UEFAによると、CLのノックアウトステージで2得点を挙げた最年少のポルトガル人選手となったという。同選手は試合後、『イレブン・スポーツ』に対し「簡単そうに見えたかもしれないが、決してそんなことはなかったよ」と前置きした上で、大勝劇を次のように振り返っている。

「僕たちは限界まで動き続け、自分たちのプレーを遂行した。サッカーの質の高さによって、試合をより容易に進めることができたんだ。僕たちはクラブ・ブルッヘをリスペクトしているし、すでに次のラウンドに向けて集中しているよ。得点できたこと? それはとても良いことだ。僕のようなストライカーはそれで生計を立てているようなものだからね。でも、最も重要なことは、僕たちが良いプレーをして試合に勝ったことなんだ」

 今シーズンのCLでは、グループステージでユヴェントス相手に2連勝、パリ・サンジェルマン(PSG)との2試合をいずれもドローに持ち込むなど、欧州最高峰の舞台でも強さを見せているベンフィカ。チームを率いるロジャー・シュミット監督も「このチームを誇りに思う」と称賛を口にしている。

 ベンフィカは昨シーズンもCL・準々決勝に進出したが、リヴァプール相手に2戦合計4-6で敗れていた。躍進を続ける今シーズンは準々決勝の壁を打ち破り、ベスト4に進出することはできるだろうか。今後の戦いに注目だ。