三笘薫

 プレミアリーグは7日、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が選んだ第26節のチーム・オブ・ザ・ウィーク(週間ベストイレブン)を発表。ブライトン所属の日本代表FW三笘薫が選出された。

 シアラー氏は現役時代にブラックバーンやニューカッスルで活躍し、プレミアリーグ歴代最多の通算260ゴールを記録した伝説級のストライカー。そんな同氏が選ぶ週ごとのベストイレブンは、プレミアリーグの恒例企画となっている。

 現地時間4日に行われたウェストハムとの一戦に先発出場した三笘は、17分に左サイドの仕掛けからアレクシス・マック・アリスターの先制点に繋がるPKを獲得。その後もチャンスを創出し続けると、69分にはゴール前で右からのクロスに滑り込み今シーズンのリーグ戦6ゴール目をマークした。チームは4-0で快勝し、傑出したパフォーマンスを披露した三笘は、プレミアリーグ公式が選出するマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

 チームの大勝に大きく貢献した活躍を高く評価し、シアラー氏は三笘を第26節のベストイレブンに選出。なお、三笘は1月の第20節と第21節では、2週連続でベストイレブンに選出されていた。シアラー氏は三笘の今節のプレーについて「信じられないような契約だということを彼は証明した。キックオフ直後からウェストハムに苦難の午後を与えた」と綴っている。

 ブライトンからは三笘のほかに、DFルイス・ダンクとMFモイセス・カイセドの2名が選出。マンチェスター・Uを相手に7-0という歴史的大勝を収めたリヴァプールからはユルゲン・クロップ監督のほか、DFアンドリュー・ロバートソン、FWモハメド・サラー、FWコーディ・ガクポが名を連ねている。

 そのほか、シアラー氏はボーンマス戦の試合終了間際に劇的な逆転ゴールを決めたアーセナルのFWリース・ネルソンや、トッテナムを完封したウルヴァーハンプトン(ウルブス)のGKジョゼ・サ、ニューカッスル戦で先制点をマークしたマンチェスター・CのFWフィル・フォーデンなどを選出している。

 シアラー氏が選出した第26節のベストイレブンは以下の通り。

▼GK
ジョゼ・サ(ウルヴァーハンプトン)

▼DF
ルイス・ダンク(ブライトン)
ウェズレイ・フォファナ(チェルシー
アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)

▼MF
モイセス・カイセド(ブライトン)
ブレナン・ジョンソン(ノッティンガム・フォレスト
フィル・フォーデン(マンチェスター・C)
三笘薫(ブライトン)

▼FW
モハメド・サラー(リヴァプール)
コーディ・ガクポ(リヴァプール)
リース・ネルソン(アーセナル)

▼監督
ユルゲン・クロップ(リヴァプール)