将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)は3月8日、名人への挑戦権をかけ広瀬章人八段(36)と順位戦A級プレーオフの対局を行っている。ABEMAの中継には、伊藤真吾六段(41)と本田小百合女流三段(44)が出演。解説の合間には、謎多き20歳・藤井竜王の素顔についてのトークが展開された。
渡辺名人への初挑戦をかけた大一番を戦う藤井竜王と広瀬八段。角換わりの一戦は難解な中盤戦が繰り広げられており、両者とも一手一手にじっくりと時間を投入している。中継に出演した伊藤六段と本田女流三段は、一年を通じてタイトル戦で全国を飛び回る藤井竜王についての話題に触れ、ラーメン好きの一面を紹介していた。
徳島県でのタイトル戦を終えた藤井竜王に“遭遇”した本田女流三段。「美味しいものは召し上がられましたか?」と声をかけたという。藤井竜王からの返答は「徳島ラーメンは食べられなかったです」。各地で名物、銘菓がたっぷり用意されたタイトル戦での食事についての返答があるかと思いきや、藤井竜王からは「ラーメン」のワード。仕事を終えた後の“一杯”を逃し、ややしょんぼりした表情の藤井竜王に、「真っ先にラーメンの答えがきたので、お好きなんだな、食べたかったんだなーと思いました」という。
このエピソードに、伊藤六段は「安心しました。藤井竜王も20歳の青年なんだなって」と笑った。連日のように全国を飛び回りトップ棋士たちと激戦を繰り広げる藤井竜王にとって、ラーメン食べ歩きの時間を確保する難易度は高い。ファンからは「そんなにラーメン好きだったとはw」「休みとかないもんなあ」「いろんなご当地ラーメン食べてほしい!」「えー徳島ラーメン食べてほしかった」「さすがにタイトル戦では出ないもんねw」とコメントが多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)