エンバペ、CLバイエルン戦を前に自身の去就に言及「ここにいることが幸せ」

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エンバペがチャンピオンズリーグ(CL)と自身の去就について言及した。7日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 5日にリーグ・アン第26節のナント戦に先発出場したエムバペは、PSGでの公式戦通算201点目となるゴールを決め、24歳にして同クラブでの歴代最多得点者となった。

 しかしながら、2017年からPSGでプレーしているエンバペに関しては、昨年5月に2025年までの契約延長に合意したものの、チームを退団する噂が絶えない。今回も8日に迎えるCLラウンド16セカンドレグ・バイエルン戦を目前に、その結果が同選手の去就にも影響するのではないかと報じられてきた。

 ただ、エンバペ本人は「もし自分の勝利とCLをリンクさせるなら、もちろんクラブへの敬意を欠くつもりはないが、僕はずっと前に去っていたと思うよ」とコメント。そして「この試合が影響を与えるとは思わない。僕はここにいるし、それがとても幸せだ。PSGで成功を収めること以外、何も考えていないよ」と続け、クラブへの愛を示した。

 PSGが0-1で敗れたファーストレグを経て、バイエルンの本拠地で行われるセカンドレグ。前線でチームを牽引する“7番”のプレーに注目が集まる。