マンチェスター・Cに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーが、バーで醜態をさらしたことが物議を醸しているようだ。8日、イギリス紙『サン』や同『デイリーメール』などが伝えている。
マンチェスター・Cの選手たちは4日に行われたプレミアリーグ第26節のニューカッスル戦に2-0で勝利した後、2日間の休暇が与えられた。そんななか、ウォーカーは5日午後5時20分に男性の友人1人と妻のアニー・キルナーさんではない女性2人と一緒にバーに入店。約90分間の滞在中に卑猥な行動をしていたことが問題視されている。
報道によると、入店前から酔っていたウォーカーは、店内で連れの女性の胸を触ったり、自身のズボンを下ろして局部を見せつけたり、キスをしたり、女性と腰を擦り合わせたりと踊りながら楽しんでいる様子が防犯カメラに映し出されていたという。同じグループの女性は大笑いするなど、その場では問題にならなかったものの、防犯カメラに映っていたことから警察が捜査に乗り出したことが伝えられている。
これを受け、ウォーカーには無制限の罰金や懲役刑に処される可能性も浮上しているようだが、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、チェシャー警察署のスポークスマンは「ウィルムスロー地域で発生したとされるわいせつな行為がソーシャルメディアで流出していることは認識している」としつつ、「事件に関する調査は初期段階にあり、現時点では逮捕されていない」ことも明らかにしている。
なお、マンチェスター・Cとしてはオフ中の出来事でクラブ規則を破ったわけではなく、逮捕もされていないことから、現時点で制裁を下す予定はないという。それでも、『サン』は8日に同選手はクラブと2024年6月30日までとなっている現行契約の延長について話し合う予定となっていたものの、これはすぐさまキャンセルされたことを伝えている。
これまで何度か女性問題で騒がれながら、3人の子どもを授かっている長年の恋人であるモデルのアニーさんと昨年結婚したウォーカーだが、再び軽率な行動をとってしまったようだ。