ブライトンのアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンを巡り、多くのクラブが状況を注視しているようだ。9日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。
報道によると、ブライトンのクラブ史上最年少となるプレミアリーグでの得点者となった“新星”に対し、トッテナムやチェルシーが獲得を希望しているとのこと。スパーズがイングランド代表FWハリー・ケインの後釜候補になり得る人材と評すれば、ブルーズもグレアム・ポッター監督と国際移籍担当者のポール・ウィンスタンリー氏も、ブライトン時代に獲得したこの逸材の才能を高く評価していると伝えられている。
また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ファーガソンを追うクラブは数多く存在すると認めている。だが、ブライトンも同選手を簡単に手放す意思はなく、少なくともあと1年はキープすることを希望しているとも併せて言及した。
「多くのクラブがブライトンの“ワンダーキッド”、エヴァン・ファーガソンを追跡している。スカウト陣は常に彼に対して、目を光らせている。ブライトンの選手にとって、トップクラブについて言及することはいつでも簡単だが、彼ら(ブライトン)は最善の方法で交渉する方法を知っており、彼らから選手を獲得するのは簡単ではない。少なくとも、あと1年はファーガソンをキープしたいと思っているよ」
現在18歳のファーガソンは、2022年夏にブライトンへと加入。2022年12月26日のサウサンプトン戦にて、プレミアリーグデビューを果たすと、同月31日のアーセナル戦で途中出場からリーグ初ゴールを決めた。ブライトン史上最年少でのプレミアリーグの得点者にもなっている。今季はここまで8試合の出場で3ゴールをマークしている。
また、アイルランド代表では2022年11月17日の親善試合・ノルウェー代表戦でデビューし、その後のマルタ代表戦でも途中出場している。
躍進を続けるブライトンに、また1人現れた新星ファーガソン。将来が楽しみな逸材は、どのような決断を下すのか、注目だ。