ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)・ラウンド16ファーストレグが8日および10日に各地で行われた。
日本代表DF菅原由勢が所属するAZは、敵地でラツィオと対戦。唯一の8日開催となった同試合は、ラツィオがFWペドロのゴールで先手を取る。それでもAZは左ウィングのFWイェスパー・カールションを起点に反撃に転じた。45分にカールションの折り返しに、FWエヴァンゲロス・パヴリディスが合わせて試合を振り出しに戻すと、62分にも同選手のスルーパスに抜け出したDFミロシュ・ケルケズのシュートがゴールネットを揺らす。逆転に成功したAZはこのまま逃げ切り、1点のアドバンテージを有して『AFASスタディオン』に帰還することになった。なお、DF菅原由勢は右サイドバックとして先発フル出場している。
直近のラ・リーガでは4連敗の後に2連勝を飾るなど、好不調の波が激しいビジャレアルは敵地に乗り込んでアンデルレヒトと対戦。キケ・セティエン監督が舵を取る“イエロー・サブマリン”は28分にMFマヌ・トリゲロスのゴールで先制に成功したものの、57分に失点を喫する。その後は1点が遠く、このまま試合終了。『エスタディオ・デ・ラ・セラミカ』で行われるセカンドレグでラウンド8進出を目指す。
プレミアリーグで苦戦が続くウェストハムは、敵地でAEKラルナカと対戦した。FWマイケル・アントニオが2得点をマークする活躍を見せて、2-0でAEKラルナカを撃破。2点のアドバンテージを有してファーストレグを折り返した。
ECL・ラウンド16ファーストレグの結果は以下の通り。なおセカンドレグは3月15日または16日に行われる。
▼ECL・ラウンド16ファーストレグ結果
※左側がホームチーム
ラツィオ(イタリア) 1-2 AZ(オランダ)
AEKラルナカ(キプロス) 0-2 ウェストハム(イングランド)
シェリフ(モルドバ) 0-1 ニース(フランス)
アンデルレヒト(ベルギー) 1-1 ビジャレアル(スペイン)
フィオレンティーナ(イタリア) 1-0 スィヴァススポル(トルコ)
レフ・ポズナン(ポーランド) 2-0 ユールゴーデン(スウェーデン)
バーゼル(スイス) 2-2 スロヴァン・ブラチスラヴァ(スロヴァキア)
ヘント(ベルギー) 1-1 イスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)