不死鳥が蘇る時は今なのか!?セガサミーフェニックス、大逆転への戦い/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックス

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2022-23」3月10日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ7位のセガサミーフェニックス。前日、同6位のTEAM雷電が1日2勝の“デイリーダブル”を決めたことで、セミファイナルシリーズ進出へのボーダーラインがグッと上がった。その差は316.2ポイント。残り8戦で大逆転は起きるか。

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 前日試合のなかったセガサミーフェニックスだが、ボーダーライン上のターゲット、TEAM雷電のデイリーダブルは非常に痛かった。今日を終えて残り6試合になるが、全てTEAM雷電との直接対決となり、それまでに少しでも差を詰めておけば、まだ奇跡が起きる。今期苦戦の近藤誠一(最高位戦)は、これまで劇的なアガリを何度も果たしており、ここという場面での勝負強さは天下一品だ。

 KADOKAWAサクラナイツは、マイナスポイントとはいえチーム順位を4位まで上げたことで、少し余裕が出た。どん底の時期を乗り越えた印象が強いが、その象徴が個人3連勝中の岡田紗佳(連盟)だ。自己記録、リーグ最多にならぶ4連勝を果たせば、既に満開と言われている岡田のサクラが、今度は桜吹雪となってスタジオに吹き荒れる。

 上位2チームだけでプラスポイントを稼ぎまくっている中、首位はついに+700ポイントの大台に乗せたEX風林火山。全4選手がプラスで、最も少ないのが個人14位、+74.7の二階堂亜樹(連盟)というから驚きだ。トップを取れば3ケタプラスに到達し、全選手3ケタプラスというところまで仕上がる。リストバンドを巻いた腕は、もうぶんぶん振るしかない。

 腕を振るなら2位・KONAMI麻雀格闘倶楽部も負けられない。こちらも3人が3ケタプラスと絶好調で、稀に見るハイレベルな首位争いを展開している。リーダーの“魔王”佐々木寿人(連盟)は、今期もリーグ中盤から終盤にかけて状態を上げてきた。レギュラーシーズン最終盤でストロングフィニッシュを決め、ポストシーズンに弾みをつけたい。

【3月10日第1試合】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人14位 +74.7
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人12位 +90.3
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人11位 +121.0
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)個人28位 ▲217.1

【3月9日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +703.1(86/94)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +631.4(86/94)
3位 U-NEXT Pirates ▲81.7(88/94)
4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲88.2(86/94)
5位 渋谷ABEMAS ▲107.1(88/94)
6位 TEAM雷電 ▲126.7(88/94)
7位 セガサミーフェニックス ▲442.9(86/94)
8位 赤坂ドリブンズ ▲487.9(88/94)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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