ドルトムントに所属するドイツ代表FWユスファ・ムココに年齢詐称の疑惑が浮上しているようだ。9日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
現在18歳のムココは2020年8月にトップチームデビューし、今季はここまでリーグ戦18試合に出場して6ゴール4アシストを記録する活躍を見せている。これまでバルセロナやリヴァプールなどビッグクラブへの移籍の噂もたびたび報じられており、国内外から高い評価を受けている。
そんなムココには年齢詐称の疑惑が浮上している。過去にも年齢詐称の疑惑があったものの、ドイツと生まれ故郷であるカメルーンの市民登録局が同選手の出生証明書は2004年生まれであることを確認したことから、この年齢詐称疑惑は沈静化していた。
しかし、ドイツ紙『Bunte』は新たな出生証明書を発見したと報道。同紙によると、カメルーンで発行されたムココの出生証明書の生年月日は2000年7月19日で、ドイツでの登録とは4年ほどズレが生じていたという。同紙ではそのコピーも掲載されているが、この文書の信憑性については明らかにされていないようだ。
また、同選手の父とされているジョセフ・ムココ氏についても、同紙は実の父ではない可能性があると指摘しており、本当の父は現地のタクシー運転手であるウスマヌ・モハマドゥ氏であることを伝えている。
またも年齢詐称の疑惑が浮上したムココ。再び同選手の年齢については各所で調査が進められることになりそうだ。