メイソン・マウント

 マンチェスター・Uが、チェルシー所属のイングランド代表MFメイソン・マウントに関心を寄せているようだ。9日、『ガーディアン』や『デイリーメール』など複数のイギリス紙が伝えている。

 現在24歳のマウントはチェルシーのアカデミー出身。U-23チームからフィテッセ(オランダ)、ダービー・カウンティ(イングランド3部)へのレンタル移籍を経て、2019年7月にチェルシーのトップチーム昇格を果たした。以降は同クラブの攻撃の中心選手として活躍。今シーズンもここまで公式戦32試合に出場し3ゴール6アシストをマークしている。

 そんなマウントとチェルシーとの現行契約は2024年6月末まで。クラブ側は同選手との契約延長に向けた動きを見せているものの、現段階では新契約の締結に至っておらず、ここ数週間はほとんど交渉が進展していないとも報じられている。今シーズン終了後の退団もにわかに噂される中、すでに複数のクラブが同選手の動向を注視。マンチェスター・Cやリヴァプール、ニューカッスルなどからの関心が明らかになっている。

 そうした中、マンチェスター・Uも今シーズン終了後のマウント獲得に興味を示しているようだ。報道によると、同クラブを率いるエリック・テン・ハフ監督は攻撃のさらなる戦力拡充に向けて、来る夏の移籍市場でのセンターフォワード(CF)や攻撃的MFの獲得を希望しているという。クラブ側もリストアップを進めており、ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンらと並び、マウントの名前もその中に含まれているようだ。

 マンチェスター・Uは、マウントのプレミアリーグでの実績や、契約期間が残り1年程度となっている点などに着目している模様。比較的手頃な価格での獲得が見込まれ、即戦力としての活躍も期待できることから、同選手の動向を注意深く見守っているという。また、チェルシー側も適切な額でのオファーが提示された場合には、昨今の移籍市場での莫大な支出を補うべくマウントの放出に踏み切る可能性があると『ガーディアン』は指摘している。

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