
【WBC・1次ラウンド プールB】日本代表10-2チェコ(3月11日/東京ドーム)
世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」が、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド3戦目でチェコと対戦。10-2で1次ラウンド3連勝を飾り、準々決勝進出に大きく近づいた。
先発はWBC初登板の佐々木朗希投手(ロッテ)。初回に味方のエラーで1点を先制される思いがけない展開となったが、最速164kmを記録するなど球速は160km台を連発。フォークもさえ、結局3回3分の2を投げ被安打2、1失点で8個の三振を奪う見事なピッチングを見せた。
攻撃陣ではこの日も吉田正尚外野手(レッドソックス)が大活躍。3回には2死一・二塁の場面で逆転のタイムリーツーベースを放つと、4回にも犠牲フライで1点を追加するなど3打点の活躍を見せ、韓国戦に続き日本の勝利に大きく貢献。大谷翔平投手(エンゼルス)も打球速度181kmのタイムリーツーベースを放つなど3試合連続打点を記録し、好調を維持している。8回には代打の牧に1発が飛び出し、またここまでヒットがなく、不振にあえいでいた村上宗隆内野手(ヤクルト)にもようやく鋭い当たりのライト前ヒットが出るなど随所に好材料が見られる試合となった。
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