プレミアリーグ第27節の6試合が11日に行われた。
首位アーセナルを勝ち点差「5」で追いかける2位マンチェスター・Cは、敵地でクリスタル・パレスと対戦。相手の固い守りに苦しめられたものの、78分にイルカイ・ギュンドアンがPKを獲得。これをアーリング・ハーランドが決め、同選手は今季リーグ戦での得点数を「28」に伸ばした。辛くも1-0で勝利したマンチェスター・Cは3連勝となり、12日にフルアム戦を控えるアーセナルとの暫定勝ち点差を「2」に縮めた。
日本代表MF三笘薫を擁するブライトンは、敵地でリーズと対戦。33分、右サイドからパスカル・グロスが送ったクロスを三笘が頭で折り返し、これをゴール前のアレクシス・マック・アリスターがヘディングで押し込んで先制する。40分に追いつかれたブライトンは、61分に三笘がペナルティエリア左で仕掛けて低く速いクロスを供給。これが最終的に相手のオウンゴールを誘って勝ち越しに成功する。しかし、ブライトンは78分に再び追いつかれ、試合は2-2の引き分けに終わった。
Today’s opener, scored by @AleMacAllister! 🎯 @BrightonTools 📺 pic.twitter.com/hZTWWmSMY6
— Brighton & Hove Albion (@OfficialBHAFC) March 11, 2023
チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を維持したいトッテナムは、ホームでノッティンガム・フォレストと対戦。19分にハリー・ケインが先制点を挙げると、35分にはリチャーリソンが獲得したPKをケインが決めてリードを広げる。さらに62分、リチャーリソンのクロスからソン・フンミンが追加点。トッテナムは81分に1点を返されると、後半アディショナルタイムにはPKを献上。しかし、これはGKフレイザー・フォースターがセーブし、“スパーズ”は3-1で公式戦4試合ぶりの白星を掴んだ。ケインは今季リーグ戦20得点に到達した。
リヴァプールは残留争いの渦中にあるボーンマスと敵地で対戦。28分に先制されると、モハメド・サラーのPK失敗も響いて、0-1の敗戦となった。1試合消化が少ない5位リヴァプールは、4位トッテナムとの暫定勝ち点差が「6」に広がった。
チェルシーは敵地でレスターと対戦し、11分にベン・チルウェルが豪快なボレーシュートを突き刺して先制する。39分に追いつかれたものの、前半終了間際にカイ・ハフェルツが技ありのループシュートで勝ち越し点を記録。75分にはミハイロ・ムドリクがゴールネットを揺らしたが、加入後初ゴールはオフサイドで認められず。それでも、78分にムドリクのアシストからマテオ・コヴァチッチがダメ押しの追加点を挙げ、3-1で勝利したチェルシーは公式戦3連勝となった。
11日の試合結果と12日の対戦カード、順位表は以下の通り。
■プレミアリーグ第27節
▼3月11日(土)
ボーンマス 1-0 リヴァプール
エヴァートン 1-0 ブレントフォード
リーズ 2-2 ブライトン
レスター 1-3 チェルシー
トッテナム 3-1 ノッティンガム・フォレスト
クリスタル・パレス 0-1 マンチェスター・C
▼3月12日(日)
23:00 フルアム vs アーセナル
23:00 マンチェスター・U vs サウサンプトン
23:00 ウェストハム vs アストン・ヴィラ
25:30 ニューカッスル vs ウルヴァーハンプトン
※キックオフ時刻は日本時間
■暫定順位表
※()内は勝ち点/得失点差
※*は3月11日終了時点での未消化試合数
1位 アーセナル(63/+34)*
2位 マンチェスター・C(61/+42)
3位 マンチェスター・U(49/+6)**
4位 トッテナム(48/+12)
5位 リヴァプール(42/+18)*
6位 ニューカッスル(41/+18)***
7位 ブライトン(39/+14)***
8位 フルアム(39/+4)*
9位 ブレントフォード(38/+7)**
10位 チェルシー(37/+1)*
11位 アストン・ヴィラ(34/-7)**
12位 クリスタル・パレス(27/-12)*
13位 ウルヴァーハンプトン(27/-16)*
14位 ノッティンガム・フォレスト(26/-26)*
15位 エヴァートン(25/-18)
16位 レスター(24/-9)*
17位 ボーンマス(24/-26)*
18位 ウェストハム(23/-10)**
19位 リーズ(23/-11)*
20位 サウサンプトン(21/-21)**