【ブンデスリーガ】フランクフルト1-1シュトゥットガルト(日本時間3月11日/ドイチェ・バンク・パルク)
遠藤航と原口元気の素晴らしい活躍により残留争いのシュトゥットガルトは上位のフランクフルトから勝ち点を奪った。デュエル王・遠藤が得意のボール奪取でマイボールにすると、原口へとパス。ボールを受けたチーム最年長はそのまま中央をドリブルで持ち運び、ムブンパに絶妙なスルーパスを送って同点弾を演出した。
【映像】遠藤航のボール奪取→原口元気の神スルーパスから同点弾!
シュトゥットガルトが1点を追う75分、2人の日本人選手が躍動して同点に追いついた。
遠藤はハーフライン手前で相手選手のミスパスを見逃さず、マイボールにすると、相手選手3人を引きつけて前方にいた原口へとパス。ボールを受けた原口は3対3の数的同数の中で、相手DFが自らに食いつきそうになった瞬間に、フリーのFWカトンパ・ムヴンパへとラストパスを通した。DRコンゴ人FWは冷静にゴールへと流し込み、シュトゥットガルトが同点に追いついた。
この同点弾にABEMA解説の槙野智章氏は「原口はよく出しましたね。遠藤もパスを出す前にバックステップして完璧です」と両日本人選手を讃えている。
シュトゥットガルトは現在16位と残留争いを余儀なくされているが、この苦しい状況でも6位フランクフルトにアウェイの地で勝ち点をもぎ取った。ブンデスリーガを代表する古豪の行方は彼ら日本人選手の活躍に懸かっていると言っても過言ではない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)