ポール・ポグバ

 ユヴェントスに所属するフランス代表MFポール・ポグバが再び負傷してしまったようだ。12日、大手メディア『ESPN』が伝えている。

 昨夏に7年ぶりとなるユヴェントス復帰を果たしたポグバだったが、直後のプレシーズン中に右ひざのケガに見舞われた。当初は約2カ月間の離脱が見込まれていたものの、手術を実施したことやその後の進捗が芳しくなく、昨年末のFIFAワールドカップカタール2022も欠場を余儀なくされていた。

 そんななか、先月28日に行われたセリエA第24節トリノ戦で315日ぶりの復帰を果たすと、続く第25節ローマ戦でも途中出場するなど、実践感覚を取り戻しつつあった。今月9日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・ファーストレグのフライブルク戦はミーティングに遅刻したことにより欠場したが、ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、次の試合から同選手が復帰することを明言していた。

 しかし、12日に行われたセリエA第26節のサンプドリア戦(○4-2)の招集メンバーにポグバは含まれず。アッレグリ監督は『DAZN』でその理由について次のように明かした。

「今朝、フリーキックの練習をしていたポグバは内転筋に違和感を感じた。彼は明日検査を受けることになるが、木曜日や日曜日には確実にいないだろうから、次に会うのは代表ウィーク後になるだろう」

 昨夏のユヴェントス復帰後、公式戦2試合で35分間の出場にとどまっているポグバだが、再び戦列を離れることになってしまったようだ。