ミケル・アルテタ

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が12日に行われたプレミアリーグ第27節のフルアム戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 リーグ戦4連勝中と好調を維持する首位アーセナルは敵地でフルアムと対戦した。試合は21分のガブリエウ・マガリャンイス、26分のガブリエウ・マルティネッリ、45+2分のマルティン・ウーデゴーアのゴールをすべてレアンドロ・トロサールがアシストするなど、前半を3点リードで折り返し、そのまま3-0で勝利を収めた。

 試合後、アルテタ監督は「本当に嬉しい。良く組織化されたチームと対戦することは本当に難しかった。私たちは試合を支配し、多くのチャンスを作り出して無失点に抑えたと思う。これはとても重要だったし、納得のいく形で勝つことができた」と満足感を示した。

 続けて、この試合で全得点に絡む活躍を見せたベルギー代表FWレアンドロ・トロサールについては「冷静さ、適切なパスを送ること、ペナルティエリア内で適切な選手を見つけることなど、これらはとても曖昧で他の選手なら上手くできない。しかし、彼はそれを上手くやってのけて3つのゴールを生み出した。本当に印象的だったし、彼の貢献は素晴らしかった」と賛辞を送った。

 また、この試合の勝利でアーセナル通算100勝を達成したことについてアルテタ監督は「とても嬉しいよ。素晴らしいことだし、続けていかなければならない」と喜びを口にしつつ、今後を見据えた。

 2位マンチェスター・Cとは勝ち点「5」差となっていることから、プレミアリーグ制覇に期待がかかるアーセナル。マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が現在リーグ首位に立つアーセナルを『優勝候補』だと語ったことが話題を呼んでいるが、アルテタ監督は「それは分からない。謙虚になり、次のトレーニングに取り組むこと、日々成長することだけに集中している。シーズンはまだまだ残っている」と言及するにとどめた。

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