インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールが、14日に行なわれるチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16セカンドレグのポルト戦に向けて意気込みを語った。13日、クラブ公式サイトが伝えている。
CL・グループリーグでは、バイエルンやバルセロナと同居した“死の組”を勝ち抜けてきたインテル。12シーズンぶりの8強入りを目指す同クラブは、ラウンド16でポルトと激突した。『スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ』で行なわれたファーストレグは、試合終盤にFWロメル・ルカクが決勝点を挙げて、1-0の勝利。敵地で行われるセカンドレグに向けて、アドバンテージを得ることに成功している。
直近の公式戦5試合で3勝2敗と勝ち越しているものの、アウェイでの試合では3戦未勝利が続いているインテル。チャルハノールは敵地で行われるセカンドレグを前に、この不安要素について「それらの試合は過去のもだから、そのことについて話したくはない」としつつ、「チャンピオンズリーグでの僕たちの旅路は常にポジティブで、強敵に対しても良いプレーをしてきた。明日のことだけに集中している。準々決勝に進みたいし、それがチームの目標だ。残りの試合や過去のことは考えたくもない」と闘志を燃やしている。
また、チャルハノールは「転んでも立ち上がる、僕たちはいつもこのようにリアクションを取ってきた。良い時も悪い時も共にいるし、誰もが同じように思っている」と強調。続けて「カルチョでは常にトップに立ち続けるのは困難だけど、ピッチで対応できるように常に準備しておかなければならない」と口にした。
最後にチャルハノールは、ポルト戦の重要性を改めて説いた。チームのモチベーションが高いことを明かした同選手は「選手たちや監督だけでなく、クラブ全体にとっても、とても大きな一戦。スタジアムの雰囲気は、以前にもここでプレーしたことがあるから、よく分かっている。みんな気合が入っているよ。明日はハートが必要で、最後の最後まで全力を尽くそう」と意気込みを語っている。
果たして、インテルはこのまま逃げ切ることができるのだろうか。注目の一戦は、日本時間15日の5時にキックオフを迎える。