上月壮一郎

 シャルケは13日、同クラブに所属しているMF上月壮一郎が足首の手術を受けることを発表した。

 上月に関しては2月10日に行われたブンデスリーガ第20節ヴォルフスブルク戦を最後に公式戦の出場がなく。状態が心配されていた。シャルケは約3週間前のトレーニングにて上月が負傷したことを明かすとともに、現地時間14日に上月が足首の手術に踏み切ることを発表。現時点で具体的な離脱期間は明らかになっていないものの、シャルケは「数週間の離脱」と伝えている。

 シャルケのトップチーム部門にて責任者を務めるゲーラルド・アサモア氏は「当初はすぐにトレーニングに復帰できる程度のケガでしたが、完全合流した後も痛みが完全に消えることはありませんでした。さらなる検査を経て、両者とも手術が必要だと判断しました。これは、長期的に見ても選手とクラブにとって最良の選択肢です」と、上月が手術に踏み切ることとなった背景について説明。上月も自身の公式Instagram(@kozuki_soichiro)を通して「足首の手術することになりました。どんな時も上だけを向いて、今より必ず強くなってピッチに戻ります。いつも悔しさが自分を成長させてくれる。成長あるのみ!」とコメントを残している。

 現在22歳の上月は京都サンガF.C.の育成組織を経て、2019年にトップチーム昇格を果たした。昨年1月にはドイツ5部(当時)のデューレンに完全移籍で加入。リーグ戦11試合の出場で5ゴール5アシストをマークし、チームの4部昇格に大きく貢献すると、今季開幕前からはシャルケのセカンドチームでプレーしていた。リーグ戦14試合の出場で8ゴール5アシストという成績を残し、今年1月21日に行われたブンデスリーガ第16節のフランクフルト戦でトップチームデビュー。その後はシャルケとプロ契約を締結していた。今季はここまでブンデスリーガ5試合の出場で1ゴールを挙げている。

【コメント】上月壮一郎が心境を明かす

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