ミッチェル・デューク、トーマス・デン

 オーストラリアサッカー連盟(FFA)は20日、3月の国際親善試合に向けた26名の同国代表メンバーを発表した。同発表を受け、アルビレックス新潟に所属しているDFトーマス・デン、FC町田ゼルビアに所属しているFWミッチェル・デュークがそれぞれのクラブ公式HPを通してコメントを発表した。

 オーストラリア代表はFIFAワールドカップカタール2022でフランス代表、デンマーク代表、チュニジア代表と同居したグループDを2位で通過。4大会ぶりに決勝トーナメントへと駒を進めていたが、ラウンド16ではアルゼンチン代表に敗れていた。デンは大会を通して出場機会を得られなかったものの、デュークは全4試合にスタメン出場。グループD第2節のチュニジア代表戦では母国を3大会ぶりの白星へと導く決勝ゴールを決めていた。

 今回の代表選出を受け、デンは新潟のクラブ公式HPを通して「国際舞台で母国を代表してプレーできる機会をいただき、とても光栄です。自分の所属クラブや母国のために常に最高のパフォーマンスを発揮することが選手としての原動力になっています。今回の代表選出はチームが正しい方向に進んでいることを示していますし、アルビレックス新潟を代表して国際舞台で戦えることを誇らしく思います。レッツゴー アルビレックス!」と喜びのコメントを発表。

 一方、デュークは町田のクラブ公式HPを通して「代表に選出されるということは、とても栄誉なことです。代表活動も一生懸命頑張って、また町田に帰ってきたいと思います」と意気込んだ。

 2023シーズン、デンは新潟の一員としてここまで行われた明治安田生命J1リーグ全4試合に出場。うち2試合はスタメンでピッチに立っている。一方、デュークは今季から新加入した町田で全4試合に先発出場。なお、オーストラリア代表の活動期間は3月20日から29日までとなっていることから、デンは26日開催のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第2節鹿島アントラーズ戦、デュークは26日の明治安田生命J2リーグ第6節いわきFC戦を欠場する。

 オーストラリア代表は24日にシドニーで、28日にメルボルンでエクアドル代表との“2連戦”に臨む。