ライプツィヒを率いるマルコ・ローゼ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグのマンチェスター・C戦を振り返った。14日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
現地時間2月22日に行われたファーストレグでは、本拠地にて1-1のドローゲームを演じたライプツィヒ。しかし、敵地に乗り込んだこの日はマンチェスター・Cの強力攻撃陣の圧力に屈し、アーリング・ハーランドの5得点をはじめ大量7ゴールを奪われ完敗。2戦合計スコアは1-8となり、CLベスト8進出は叶わなかった。
ドルトムント時代の教え子であるハーランドに5ゴールを許す形となったライプツィヒのローゼ監督。試合後に同選手の活躍について「アーリング(・ハーランド)のことはよく知っているし、彼の素質についても理解している。ゴールに近付いた時は常に得点を奪おうとしているんだ。今夜は4点、いや5点も決められてしまった」とコメントしつつ、次のように試合内容への落胆を口にした。
「我々は試合に入ることができていなかった。これについては私に責任がある。我々は次々と失点を喫し、試合を厳しいものにしてしまった。ペナルティーエリア内での守備はとりわけ酷かったと言わざるを得ない。しかも、CLのラウンド16でそれをやってしまったんだ。マンチェスター・Cはプレッシングの仕方をファーストレグの後半とは変えたようだった。これは予想外だったよ。とにかく、マンチェスター・Cは勝利に値していたと思う」
CL敗退となったライプツィヒだが、ブンデスリーガでは首位バイエルンと「7」ポイント差の3位に付け、DFBポカールでも準々決勝に進出。現時点で国内2冠の可能性を残している。