三笘薫

 ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が、同クラブでプレーする日本代表MF三笘薫の残留を望んでいることを強調した。14日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在25歳の三笘は2021年8月に川崎フロンターレからブライトンに完全移籍すると、昨シーズンは姉妹クラブのユニオン・サン・ジロワーズに期限付き移籍。ベルギーで結果を残し、今季からブライトンでプレーしている。開幕数試合はベンチスタートが続いていたが、徐々にスタメンの座を勝ち取り、ここまで公式戦25試合の出場で8ゴール5アシストを記録する活躍を見せている。

 この活躍を受け、三笘にはアーセナルやマンチェスター・Cなどのビッグクラブから関心が寄せられていることが伝えられているが、ブライトンとしては2025年6月30日までとなっている現行契約の延長を準備していることも伝えられるなど、同選手の今夏の去就にも注目が集まっている。

 そんななか、デ・ゼルビ監督が直近2試合で1ゴール2アシストに関与している三笘に言及。「最後の25メートルで一対一で仕掛けられるミトマは、我々にとって最も重要な選手の一人だ」と同選手の重要性を強調し、次のように続けた。

「彼はこれがプレミアリーグ1年目だ。我々にとっても重要だが、彼にとっても我々と一緒にもう1年プレーすることは重要だ。目標を達成するために戦うべき3カ月が残っているから、移籍市場について話す時間はないよ」

タイトル表記に誤りがございましたので訂正いたしました(15日10時33分)。