ユルゲン・クロップ

 リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、レアル・マドリード戦の完敗を認めた。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)・セカンドレグが15日に行われ、リヴァプールはレアル・マドリードと対戦。ホームでの初戦を2-5で落として迎えた一戦は、立ち上がりから攻勢に出たが、得点を挙げることはできず。79分にカリム・ベンゼマに得点を許し、0-1で敗れ、リヴァプールは2試合合計2-6で敗退となった。

 試合後、クロップ監督はイギリスメディア『BT Sport』で「勝ち進むためには特別なパフォーマンスが必要だった。でも、今夜は特別なパフォーマンスをすることができなかった。正しいチームが突破したことを認めないといけない。マドリードが試合をコントロールした。望んでいたものではなかったが、これが結果だ」と完敗を認めながら、次のように続けた。

「時間が必要だ。今夜見た試合ではマドリードの方が優れたチームだった。4つのハーフのうちの3つで彼らの方が優れていた。たとえホームで引き分けていたとしても、今夜のような試合ではおそらく同じように敗退していたと思う」

「特別なパフォーマンスを見せるために準備をしてきたけど、今夜それをピッチで見せることはできなかった。誰もリヴァプールがなぜ突破できなかったのかと考えてはいない。それが現実であり、我々はそれを受け入れなければならない」