ティボー・クルトワ

 レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのリヴァプール戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 ファーストレグを5-2で制して迎えたホームでの一戦は、78分にカリム・ベンゼマがゴールを決めて1-0で勝利し、2試合合計6-2で準々決勝に駒を進めた。

 この試合に先発フル出場を果たし、安定したパフォーマンスでチームの勝利に大きく貢献したクルトワは試合後、「彼らはチャンスを作り出そうとしてきたし、GKアリソンは素晴らしいセーブを行った。僕たちのゴールが決まるまで、彼らは諦めていなかった。しかし、僕たちのゴールが決まってからは、試合は落ち着いたし、勝利を確信することができた」と試合を振り返った。

 続けて「ファーストレグと同じように彼らが前線から狂ったように来たら、彼らの背後を取って仕留めることができると分かっていたが、彼らは早い時間帯でのゴールを探していたので、少し試合は変わった。僕たちは試合の進め方において真の権威と成熟度を示したし、考え過ぎないことがカギだった」と自身の見解を明かした。

 また今後の戦いについて、クルトワは「僕たちは自信があるし、勝ち進むことができると考えている。この勢いを維持し、今日のようにプレーしなければならない。今週末の“エル・クラシコ”でも勝利しないとね」と語り、19日に敵地で行われるバルセロナ戦に向けて意気込んだ。