イルカイ・ギュンドアン

 バルセロナが、マンチェスター・C所属のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの動向を注視しているようだ。15日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 2016年夏にドルトムントから加入して以来、マンチェスター・Cの中心選手として活躍を続けるギュンドアン。加入からここまで公式戦通算290試合の出場で53ゴール37アシストをマークし、数々のタイトル獲得に大きく貢献。ジョゼップ・グアルディオラ監督からの信頼も厚く、しばしばキャプテンマークを巻いてプレーしている。

 そんなギュンドアンだが、マンチェスター・Cとの現行契約は今年の6月末で満了となる。マンチェスター・Cが契約延長に向けて動いているとの報道もあるが、現時点で新契約の締結には至っておらず、今シーズン終了後の去就は不透明となっている。来たる夏の移籍市場でのフリー移籍の可能性もある同選手に対しては、かねてからバルセロナが強い関心を寄せていることが明らかになっていた。

 今回の報道によると、バルセロナは依然としてギュンドアンの獲得を狙っており、その動向を注視している模様。バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督は、中盤の既存戦力の負担軽減や自身が指向する戦術のさらなる浸透が見込める点を考慮し、ギュンドアンの獲得を熱望しているという。また、移籍金が発生しないフリートランスファーでの獲得が可能な点も、財政難を抱えるバルセロナにとっては非常に好都合なようだ。

『アス』が報じたところによれば、シャビ監督はすでにギュンドアンとの個人的な話し合いを実施。自身のプランを提示するとともに、波紋を呼んでいる審判買収疑惑“ネグレイラ事件”やかねてから指摘されているサラリーキャップ問題の解決に全力を尽くすことを伝えたという。果たして、契約は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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