
【WBC・準々決勝ラウンド】日本代表-イタリア(3月16日/東京ドーム)
エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、2回にストレートで164キロを計測、球場が大きなどよめきに包まれた。
侍ジャパンとして初戦となった3月9日の中国戦以来、今大会2度目の先発となった大谷は、初回からエンジン全開。1球目から11球目まで、11球連続して球場中に響き渡るような「おりゃ!」「うぉ!」といううめき声をあげながらストレート、スライダー、スプリットを投げ込んだ。
1回を無難に抑えると、2回はさらにテンションがアップ。鋭く曲がるスライダーで相手打者をきりきり舞いさせると、力を込めて投げたストレートは164キロを計測。自身が国内で計測した最速165キロにあと1キロと迫る速球に、球場中から大きなどよめきが起こった。
準々決勝では、球数制限が65球から80球に増加。ペースさえよければ5回ないし6回まで投げた後、パドレス・ダルビッシュ有投手の夢リレーが実現する可能性もある。
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