楽しさ溢れまくり レジェンド清水市代女流七段のコメントがウキウキ「若い時に帰りすぎた」「若手に討ち取られちゃった」/将棋・女流ABEMAトーナメント
【映像】動きがかわいらしい清水市代女流七段

 女流棋界のレジェンドも、とにかくコメントがウキウキだ。女流棋士3人1組で戦う超早指し戦「女流ABEMAトーナメント2023」の1回戦第2試合が3月18日に放送された。昨年に続き、チーム里見のメンバーとして参戦した清水市代女流七段(54)だが、規定いっぱいの3局に登場。チーム加藤の渡部愛女流三段(29)とは1勝1敗、リーダー加藤子女流三段(28)には敗れ、トータル1勝2敗だったが、試合後には充実感をにじませた。チームメイト、対戦相手も後輩だらけの大会に「若い時に帰りすぎちゃった」とニコニコしっぱなしだ。

【映像】動きがかわいらしい清水市代女流七段

 日本将棋連盟の理事を務め、女流棋士としても歴代2位のタイトル獲得数を誇るレジェンド清水女流七段。対局中、イベント等の公の場ではとした姿を見せ、後輩から尊敬される存在。ファンも多い。それでも女流ABEMAトーナメントでは里見香奈女流五冠(31)、川又咲紀女流初段(26)の姉妹に挟まれる形で、2年連続でチームを結成すると、幸せそうな笑みが絶えることはなかった。試合前のオープニングから「仲のいい里見姉妹の間にファミリーのように入れていただいて、本当に素敵な時間を過ごさせていただいています」とまでコメントしていた。

 里見姉妹に背中を押されたのか、それとも刺激を受けて自ら前に出たのか、将棋の内容はいつにも増して攻め将棋に。試合後は、里見姉妹の母が作ってくれたブローチについて微笑みながら紹介すると「充実した日を過ごせました」とにっこり。また果敢な対局ぶりには「ちょっとね、若い時に帰りすぎちゃったみたいで。若手に討ち取られちゃった(笑)」と照れ笑いまで見せていた。さらに控室ではしゃいだ点については「そんなこと、あったかしら」と、おとぼけも。愛らしい様子にファンからも「いちよ様、可愛くて好き」控室がキャッキャしてて好き」「いちよちゃんかわいいのがすごいなw」といった声が集まっていた。

◆女流ABEMAトーナメント 第1回大会は個人戦、第2回大会から団体戦になった。第3回の「2023」は4人のリーダーがドラフトで2人ずつ指名、3人1組のチームを結成し、トーナメントで優勝を争う。持ち時間は5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は5本先取の9本勝負で行われ、第5局までに必ず全員が1局以上指さなくてはならない。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】まさかの事実に驚く女流棋士たち
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【映像】動きがかわいらしい清水市代女流七段
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