ラ・リーガ第26節が19日に行われ、バルセロナがレアル・マドリードを2-1で下した。試合後、後半アディショナルタイムに値千金の決勝ゴールを決めたコートジボワール代表MFフランク・ケシエがクラブ公式チャンネル『バルサTV』のインタビューにて喜びを語った。
 試合は9分、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの放ったクロスボールがオウンゴールを誘発し、レアル・マドリードが先手を取る。バルセロナは1点を追いかける展開となったが、40分にはペナルティエリア内でこぼれ球を拾ったスペイン人MFセルジ・ロベルトが右足で狙い澄ました一撃を沈め、同点に追い付いてハーフタイムに突入した。後半に入るとなかなかスコアは動かなかったが、アディショナルタイムにケシエが大仕事をやってのける。左サイド高い位置でボールを持ったスペイン代表DFアレハンドロ・バルデがマイナスへ折り返すと、ファーサイドでフリーになったケシエが冷静にダイレクトで流し込んだ。このゴールが決勝弾となり、バルセロナが今季の“エル・クラシコ”で3連勝を記録。ラ・リーガ2位のレアル・マドリードとの勝ち点差を「12」まで広げた。